番外編3 ページ39
「いいですか、みなさん!いっせーのでばーんでおめでとうですからね?」
沢村くんの意味のわからない言葉から始まったが、現在食堂に集まってパーティーの準備中。
今日5月17日は倉持先輩の誕生日。
倉持先輩の誕生日パーティーを開こうということになったのだ。
料理はほとんど私がつくりました。
倉持先輩はあの見た目なのに甘口カレーやオムライス、ハンバーグなど子供が好きそうなご飯が好きらしい。
そろそろ倉持先輩が自主練から帰ってくる。
ドアが開き、御幸先輩とその後ろに倉持先輩の姿が見えた。
パーン!
「「「「『倉持/倉持先輩お誕生日おめでとう!』」」」」
「うわ、なんだよ、びっくりした。」
「お、もっち先輩思った通りのリアクション!最高です!」
「うるせえ!散れ!」
「ひどいっすよ!」
倉持先輩と沢村くん、同室コンビの漫才が始まった。
「倉持先輩、それより料理食べましょうよ、Aちゃんが頑張って作ったんですよ!」
『ちょ、春市くん!』
「そうなのか?じゃあ、いただくぜ!」
「じゃあ俺も。」
「御幸一也はまだダメだ!倉持先輩が先っす!」
「おい、俺先輩。」
一緒になって食べようとした御幸先輩を止める沢村くん。
『ど、どうですか?』
「ん、うまいわ。」
『よかったです。』
「ありがとな。」
『どういたしまして。』
倉持先輩喜んでくれた。よかった。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/applecherry15/
作成日時:2020年4月14日 21時