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31話 ページ34

最近...


後ろから視線を感じる。


気のせいかもしれないけど、誰かに見られてるような...



「あれ?星乃じゃん、3年の棟に何か用事?」


『あ、小湊先輩!あの、結城先輩に用があって。』



なんかこんな感じの前にもあったな...



「哲に?あぁ、さっき教室にいたかも...」



なんかまた見られてる?怖いんだけど...


後ろを振り向いてみるけど、誰もいない。



「どうしたのさ。」


『あの、最近人の視線を感じるんですよね。』


「気のせいじゃないの?」


『今まで感じたことはないですね。』


「それ、本当だったら怖いね。ストーカーかもよ?」


『え、え...』


「とりあえず1人にならない方がいいよ。星乃のクラスには春市もいるし、一緒にいてもらいなよ。」


『そう、します。』


「とりあえず1年の棟に戻りなね。哲への話は急ぎじゃないんでしょ?」


『まぁ、はい!』


「気をつけてね。(犯人が特定できない限りは難しいか。)あ、やっぱり心配だから教室までついてってあげる。」


『ありがとうございます!』



小湊先輩に教室まで送ってもらった。

32話→←30話☆



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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/applecherry15/  
作成日時:2020年4月14日 21時

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