にぶんのいち 【御幸一也】【倉持洋一】

番外編2 ページ21

御幸先輩に言われて倉持先輩を探す。


するとバットを振ってる倉持先輩を発見。


練習中だし、邪魔しちゃ悪いな...



｢ん？あ、星乃！｣


『倉持先輩、お疲れ様です。』


｢おう、それより俺になんか用か？｣


『いや、あの...練習中みたいですし...』


｢別にいいぜ。今から休憩するとこだったし。｣


『そ、そうですか。じゃあ...』



な、なんか面と向かって言うのは言いずらい。



『あの、私に壁ドンしてください！』


｢は？｣


『伊佐敷先輩から少女漫画借りてそれに載ってたんです。』


｢純さんなんで少女漫画なんてかしてんだよ。(ボソッ｣


『え？』


｢なんでもねーよ！｣


『ダメですか？』


｢うーん...｣


『ダメだったら無理には言いません。御幸先輩にしてもらいます。』


｢は？御幸に？｣



倉持先輩がこっちに迫ってくる。え、何？


気づいたら壁際倉持先輩の手が横にあった。



｢御幸はやめとけ、俺にしとけ。｣



普段はかっこいい倉持先輩。でも今日は...



｢え？なんで泣いてんだよ。｣


『倉持先輩、ヤンキーみたいで怖いです。』


｢悪かったよ、泣かすつもりはなかったんだ。｣



そう言って倉持先輩は私が泣き止むまでそばに居てくれた。


それを沢村くんに見られてて後日バラされて倉持先輩が怒って関節技キメてたそう。



本編に戻ります！

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