XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXIV,笑顔が似合う、貴方には ページ44
ﾄﾞﾘ「ねぇさ、僕に隠していること……ない？」
『え？』
本を閉じながら、ドリームの方へ顔を向ける。
その顔は何処か切なく怒っているようにも見えた。
ﾄﾞﾘ「インクに何度も問い詰めても、聞き出せなかったんだ。Aちゃんなら、何か知っているんじゃないかと思って…僕が知らない所で何が起こっているのか。」
・・・。
言うべきなのか？
いや、言った所で……どうしようもないことだし。
『な、無い…かな。』
ﾄﾞﾘ「噓だよね？それ…。」
無駄な抵抗だけど…まぁ粘るだけ粘ってみましょうか。((
ﾄﾞﾘ「先ず、第一にいきなり何の前触れも無く泊まるって言い出した。兄さんが許可をしたというなら納得するけど…リハビリ中のAちゃんを野放しになんてしない。」
『……。』
ﾄﾞﾘ「皆には…Aちゃんが今日此処に泊まるって知ってるの？」
・・・。
『知ってる。』
ﾄﾞﾘ「それも噓だよね？」
『だから知ってるって…皆には明日帰るって伝えているよ。』
・・・。
ﾄﾞﾘ「ハァー…じゃあさ、これは何て言い訳するつもりなの？」
私の膝の上にトンと何か置いた。ドリームの手を離れるとふと見えたのは…。
“黄金色の一本の髪の毛”
…だった。
ﾄﾞﾘ「インクの大筆にどういう訳か知らないけど…付いていたんだよ。この髪の毛の色……Aちゃんの髪のじゃ、無いよね？」
一本の髪の毛を私の髪に照らし合わせるようにする。
当然、髪の色とは全く合わない訳で…染めていたという言い訳をしても無意味だろう。
『……。』
ﾄﾞﾘ「ねぇ…Aちゃん。真面目に教えて欲しいんだ。…確かに僕には関係無いことかもしれないけど…でも、それでも…知りたいんだよ、どうしても。…隠し事をそんなにされちゃうと、返って心配になっちゃうよ。Aちゃんが心配で心配で……お願い、それでも教えてくれないの？」
＿＿＿＿＿＿＿＿だって、僕たち、友達でしょ？
まぁ、だよね。
こうなると分かっていたなら、さっさと言っておくべきだったか…。
『ドリーム…。』
彼女の髪を持つ彼の手を両手で包み込むようにして、ｷﾞｭｯと握る。
ﾄﾞﾘ「…！」
『分かった。今、私の周りで何が起こっているか…話す。だからそんな顔をしないで。貴方には笑顔でいて欲しいの。』
ﾄﾞﾘ「……う、うん。有難う。」
＿＿＿＿＿
最近、こういう(？)のが書きたい症候群に陥れているみたいです。←
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXV,そう来なくっちゃ！→←XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXIII,本より兄より大切なお話
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サネ - くりさん» おお〜！こんにちはです〜！！こちらも読んでくださるとは嬉しいです！番外編は勿論、一から読むのもお勧めしますよ〜！ (4月14日 17時) (
レス) id: 497c7caa45 (このIDを非表示/違反報告)
くり - こんばんは〜!(また見るものが増えたような… (4月13日 22時) (レス) @page18 id: 2d22f47c8d (このIDを非表示/違反報告)
サネ - あおいさん» いえいえこちらこそ！…というより、通知が来なくて此方のコメントに気が付きませんでしたｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ((これからも更新、頑張りますね！ (1月8日 12時) (レス) id: 167971f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - Underverse.0.7てww確かに出てたけどもwていうかこんな面白い作品ありがとうございます！駄作じゃなくて神作ですね！()←ちゃっかりクロスと同じ敬語になってる人() (1月1日 14時) (レス) @page49 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
サネ(プロフ) - ☾月と夜空✧(元EDD）さん» な、何ですとっ！？…じゃあ私も貴方の事が好きでｓ((殴） (2022年12月17日 12時) (レス) id: 946cfcb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サネ | 作者ホームページ：世界一HEIWAなコメント欄へようこそ☆彡((殴
作成日時：2022年8月1日 15時
