XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXII,名前、それは燃えるイノチ ページ32
執「！…それは以前私が差し上げた名刺。」
ﾅｲ「お前が初めてこの名刺を見せた時…俺は違和感を覚えた。俺以外の連中はお前がやっている“経歴”に驚いていたようだが、俺は違う。
何だ…お前のこのふざけた名前は。」
執「私のお名前、ですか？」
そう言われてみれば、執事の名前を聞いたことがなかったため、ナイトメアが取り出した名刺をじっくりと見てみた。
『！？…執事、これがホントにアナタの名前なの？』
執「何か可笑しいことでもありましたか？」
『可笑しいわよ…だって＿＿＿。』
誰もが見ても可笑しいと思った箇所を、Aは名刺を指し示す。
執事 執事
Shituji Shituji
ナイトメアは指してる所が「合ってる」と言いたげに、頷いた。
『姓名が同じ執事だなんて聞いたことがないわ。生まれた時からずっとこの名前なの？…それとも、執事の職が決まったから偽名で名付けたの？』
執「生まれた時からずっとですよ。この名前は…始めからAお嬢様のことを支えるために、運命的に名付けられたのでしょうね。」
『そんなの…。』
執「？」
『そんなの可笑しいよ…だって、名前は初めて親から貰えるモノ。なのに生まれた時から役職名を与えるなんて…まるで人生を縛られてるとか思わなかったの？』
・・・。
執「そうは仰っても、私以外にも役職のお名前が姓名の方が他にもおりますよ。メイドならば『メイド メイドA』とか、使用人ならば『使用人 使用人B』とか。」
『そんな偶然があるの！？』
ﾅｲ「A、偶然じゃない。必然だったんだ。」
『…もしかして。』
ﾅｲ「嗚呼…執事に限った話じゃなく、メイドも使用人も記憶や容姿をいじられているってワケだ。
……お前の父親によって、な。」
ナイトメアの発言を聞いた私は
『許さない…ホントに許さない。』
執「お嬢様…お気持ちは分かりますが、私も皆様も知らなかったのです。まさか旦那様にそんな能力があったなんて。それに…ナイトメアさんの発言は憶測にしか過ぎませんし。」
『それでも許さないの。私たち人間やモンスターを道具としか見てないんだから。』
執「Aお嬢様……。」
執事はAの優しさから湧き上がってくる怒りに圧倒されるしかない。
『ちょっと話しに行ってくる。』
席から立ち上がりながら、Aは覚悟を決めたようにこう言い放った。
『私の父に…いや、ペテン師に。』
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXIII,仲直り？→←XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXI,執事の正体
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あおい#スプラガチ勢 - サネ さん» あーなるほど完全に理解したんだもん(きっと恐らく多分)← (5月6日 14時) (
レス) id: 82eba720e8 (このIDを非表示/違反報告)
サネ - あおい#スプラガチ勢さん» 改めて有難う御座います。(-ω-;)ウーン…私は無理に語彙力を上げようとかは思っていた時期がありましたが、思うようにいかず。最終的には自分の心境と生活環境の影響で…語彙が豊富になったのかな？と思っております（説得力皆無）← (5月6日 1時) (レス) id: 497c7caa45 (このIDを非表示/違反報告)
あおい#スプラガチ勢 - 今思うとどうしてこんな小説が上手く書けるのかなぁ･･････(語彙力がない人が言うと言葉の重みが違う←) (5月5日 9時) (レス) id: 82eba720e8 (このIDを非表示/違反報告)
サネ - 檸檬さん» マジですか！？wじゃあ折角ですし、コピペをして保存をして貰ってそれで是非ともオリジナルT-シャツをッ広めて下ｓ（（ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ (2月29日 23時) (レス) id: 93c7647ca2 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - サネさん» トプ画、見ましたよー!おしゃれすぎてTシャツにしたいぐらいです!!! (2月26日 14時) (レス) id: 32cbfccf73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サネ | 作者ホームページ：＊めでたしめでたし？…ふざけんな。この物語は終わらせない。
作成日時：2023年6月24日 11時
