XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXVI,【A】 普通の女の子 ページ26
ｲﾝ｢君はこの世界の時間に慣れ過ぎてしまった。
だから気がついてないかもしれないけど…この世界に生きるヒトじゃないってこと。｣
『じゃあ私…もう2度と皆には会えないの？』
ｲﾝ｢そうとも言ってないよ。でも、君はホントは僕たちと同じ時間帯で、同じ世界で生まれて、生きるはずだったんだ。｣
インクは私の顔にグッと近づいてきた。瞳を覗き込むように。そして…インクはこう言った。
ｲﾝ「
君は令嬢なんかじゃない。
普通の女の子としてのAなんだ。
君は普通の女の子として…普通に生きられるんだよ。
」
・・・は？
『インク、私を安心させたかったのは分かるけど…いきなりそんな嘘をついても、困るよ。』
ｲﾝ「…嘘なんかじゃないよ。」
『私は生まれた時から、ウィリアム家の令嬢で今もそしてこれからも…変わらないんだよ。』
私は結婚する。知らぬ身分の男の人と一緒に。
それで全てめでたしめでたし…でしょう？
＿＿＿＿＿End.＿＿＿＿＿
皆にとって、シアワセハッピーエンドだ。
ｲﾝ「違う、違うよ。そんなのは“設定”にしか過ぎないじゃないか。君のお父さんが望んだ設定だ。そんな結末なんて…君は望んでない、でしょ？」
『設定？』
ｲﾝ「Aちゃん、実はね、君が住んでいた屋敷って＿＿＿なんだ。」
『……え？』
ｲﾝ「驚いたでしょ？…今まで隠しててごめんね。」
そうインクが言った後、手を離し、窓の景色に目をやる。まるで、インクにしか見えないナニかを見ているようだった。
『けど、もしも仮に…それが事実だとしたら＿＿＿！』
、、、ガゴンッ！
突然、馬車辺りから変な音が鳴る。
……その音と同時に馬車が止まったようだ。
、、、ヒヒーン！！
ｲﾝ「！？…一体何があったんだろう。」
馬の鳴き声に異常を感じたインクは身体を乗り出し、外の様子を見た。
『１回降りて、様子を見てみよう。』
＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『馬たちは脚も怪我してないみたいだし…大丈夫そうね。怖がらせちゃってごめんね。うんうん。』
馬1頭1頭ずつ様子を確認しつつも、頭を撫でてあげる。白いたてがみがとてもサラサラだ。
ｲﾝ「…ってことは、馬車の方に何かあったのかな？」
『！？…インク！』
ｲﾝ「どうかしたの？」
『これって一体＿＿＿。』
馬車の4つの車輪全てに骨が貫通している。どうやらこれが原因で馬車が止まったようだ。
ｲﾝ「あ〜…何だ。これが原因か〜…って誰がやったの？！」
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXVII,四面楚歌→←XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXV,【Q】 私って何者
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい#スプラガチ勢 - サネ さん» あーなるほど完全に理解したんだもん(きっと恐らく多分)← (5月6日 14時) (
レス) id: 82eba720e8 (このIDを非表示/違反報告)
サネ - あおい#スプラガチ勢さん» 改めて有難う御座います。(-ω-;)ウーン…私は無理に語彙力を上げようとかは思っていた時期がありましたが、思うようにいかず。最終的には自分の心境と生活環境の影響で…語彙が豊富になったのかな？と思っております（説得力皆無）← (5月6日 1時) (レス) id: 497c7caa45 (このIDを非表示/違反報告)
あおい#スプラガチ勢 - 今思うとどうしてこんな小説が上手く書けるのかなぁ･･････(語彙力がない人が言うと言葉の重みが違う←) (5月5日 9時) (レス) id: 82eba720e8 (このIDを非表示/違反報告)
サネ - 檸檬さん» マジですか！？wじゃあ折角ですし、コピペをして保存をして貰ってそれで是非ともオリジナルT-シャツをッ広めて下ｓ（（ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ (2月29日 23時) (レス) id: 93c7647ca2 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - サネさん» トプ画、見ましたよー!おしゃれすぎてTシャツにしたいぐらいです!!! (2月26日 14時) (レス) id: 32cbfccf73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サネ | 作者ホームページ：＊めでたしめでたし？…ふざけんな。この物語は終わらせない。
作成日時：2023年6月24日 11時
