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浜崎みゅうside




玄樹の家にお世話になってるころ私はしばらく自傷行為を繰り返した。




私がいなければ幸せになっていたはずのお母さん。




私を引き取ってしまったがゆえにお父さんと別れなければならなかった。




私も本当のお母さんと一緒にいなくなってしまえばよかった。




なんでわたしだけ生き残ってしまったんだろう。




ずっとずっと責め続けた。




それを助けてくれたのもまた玄樹と勇太だった。




2人は自傷行為を繰り返すわたしを決して怒ることはなかった。




「みゅう…っ。大丈夫?痛いね?血、止めようね。それ、俺にちょうだい?」




「大丈夫、大丈夫。」




私が傷つかないように刃物を見せないようにしたり私のそばにずっといてくれたりした。




私が泣いているときは必ず2人がいた。




2人のおかげで自傷行為は1年ほどでおさまった。




そして笑えるようになったんだ。




高校受験をして、みんなと少しだけだけど話せるようにもなって、亜樹ちゃんと2人で出かけるようにもなって、おばさんが作ってくれるご飯を完食できるようになった。




全部全部、2人のおかげだった。




高校生になってからも1人暮らしをしている私の迎えにきてくれたり、時々おばさんなんかは家にご飯を持ってきてくれたりいまだに支えられている。




昔のことを思い出してしまう夜は毎日電話をして私が寝るまでつきあってくれる。




それでやっと私は学校ではきっとふつうの子として過ごしていられるんだ。






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展開がいろいろ急ですみません!!




それから児童相談所のことや虐待のことはあくまで想像ですので、気分を害された方申し訳ございません。




暗い話が続いていますがもうしばらくお付き合いください。





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M(プロフ) - 初めまして!続きが気になります…!応援しております(^^) (2020年1月6日 7時) (レス) id: db133f64b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅう☆げん | 作成日時:2019年7月8日 9時

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