【黒バス】『ふっ・・・モテ男の時期だぜ！』「へー悪女に気に入れられてテンション↑↑とか意味不明です。ハッ、ドＭが」『テツ君！？黒いよ！そして辛辣ぅぅ！』「はーはいはい」『流されただとぉ！？』★part２ (ページ30)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:624,277 hit

sixty-eight！ページ30

あれから数日が経った今、Aだけががストーカーにあっているという。
犯人は分からないが、ストーカーされているのは間違いない。

そんなある日、授業をサボって人気のない廊下を歩いて、ボーっとしていると、前から足音が聞こえた。

しかしAには聞こえていなく、そのまま通り過ぎようとすると、隣から「キャッ」と短く悲鳴が聞こえ、それに素早く反応したAは咄嗟に腕を出した。

腕を出したのは、その悲鳴とともに女子が転びそうになったのを察知したからである。

片腕で受け止め、視線を下に向けると、そこには・・・

「あ、あ・り・が・と・う♡」

そこには独特の喋り方をしたパンダが人間へと進化した珍種がいた。
てか、香水？いや硫黄の匂いがするんだが・・・気の所為か？

そう顔を引き攣らせながらも、腕を引いて、一歩後退った。

『あ、ああ・・・たいしたことないし』

そう言ってここを離れようとすると、パーカーの端を引っ張られ、ガクッと強制的に止まらされた。

力がゴリラなんだが・・・。

「あ、あの白藤君！ずっと見てきました！好きです！付き合ってください！！」

今度は普通の喋り方だ。どうでもいいが。

てか、今さらっと犯罪めいた言葉が聞こえた。
こいつで決定じゃないか。ストーカーの犯人。
はい！みっけー！

『・・・あー・・・と、悪ぃけど無理だわ』

「なっなんで！？」

ストーカー野郎と付き合うなんて堪ったもんじゃないし。

『オレ、お前の事好きじゃねーし』

そうハッキリ言うと、美裸野は固まった。
てか、告白される事多くね？オレ。

本編では書いてねぇけど、１日に一回は告白されてるんだぜ？
しかも全員女子だよ？あり得なくね？
オレ、同性愛者は拒否。

まあ、同性愛者でも相手が両方愛し合ってる事はいい事だし、オレ自身での感想はってことな。