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24-1話 ページ26

御幸side

朝練が終わって着替えていたら、スマホに着信がきた

送り主は稔で、話があると書いてあった

なんだ?

と思ったがこんなメッセージを送るくらいだから別れ話かもしれない…

正直、最近稔を好きなのかどうかわからなくなってきた

多分、別れ話と予想して何も思わないあたりもう冷めてるのかもしれない…

俺は一旦思考を止めて、急いで屋上に向かった

屋上の扉を開けると稔がいた

彼女は穏やかな笑顔で俺を見た

稔「…一也君…来てくれてありがとう」

いつもと何か違う雰囲気の稔に疑問を抱きながら本題に移した

御「あぁ、それで話って?」

稔は少し辛そうに顔を歪めてから、何か決心をつけたように俺をまっすぐ見た

稔「私ね、一也君に謝らなきゃいけないことがあるの…
少し長くなるけど聞いてほしい…
いいかな?」

御「…あぁ」

↓ここから会話文がかなり多くなります

稔「まずね、私とAの関係から話すね…
大切なことだから…
私とAはとっても仲良しだったの…
いつも一緒でずっと側にいた…
あの頃はホントに何もかもが楽しくて幸せだった…
けどね、ある日思ったの…
私なんてAには必要ないんじゃないかって…皆に好かれて必要とされてるあの子に私はいてもいなくても同じじゃないかって…
最初はそんな劣等感だった…
でも、どんどんそれは憎しみと嫉妬に変わってった…
だから、一也君と付き合ってあの子を見返したかったの…
あの子が傷つくってわかってても…
それから私は狂っていった…
だからあの子が殴られてもなんとも思わなかった…」

御「えっ⁉ちょっとストップ!Aが殴られてたってどういうことだよ⁉」

稔「…そっか…一也君にも言ってなかったんだ…私ね落合先輩に相談したんだAの事…そしたら、話をつけてくれるって言うからお願いしたの…で、たまたま話してるとこ見つけたから見てたらね、落合先輩があの子を殴り始めたの…あの時の私はAなんか傷ついてもいいって思ってたから見てザマァって思った…だけどね、今は違うんだ…今までしてたことを間違ってるって気付いた…だから、あの子が傷つくように利用してしまった一也君にもちゃんと謝ろうと思ったの…
本当にごめんなさい」

御「…そっか…」

稔「本当にごめんなさい…」

御「いいよ…びっくりしたけどさ、もう自分の間違いに気づいたんだろ?ならいいよ」

稔「一也君…ありがとう」
_______________________
文字数足りないんで次行きます

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 倉持洋一   
作品ジャンル:恋愛
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ナツ(プロフ) - ぽよたんさん» ありがとうございます!今ハイキューで書いてる小説もあるのでよければ読んでください! (2017年8月9日 23時) (レス) id: 0299a4883a (このIDを非表示/違反報告)
ぽよたん - 面白かったっす。次もガンバッテクダサイ (2017年8月9日 23時) (レス) id: 89fa85142e (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - りんたん!ありがと〜! (2017年7月31日 17時) (レス) id: 0299a4883a (このIDを非表示/違反報告)
でびるどーる - 完結おめでとー! いやぁ、稔いい役してたねっ笑笑 (2017年7月31日 12時) (レス) id: 734c93752e (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - ありがとうございます!頑張ります! (2017年6月8日 21時) (レス) id: 2d3b89fcb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツ | 作成日時:2017年6月6日 20時

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