青空

20話 ページ22

今日は朝練があるから、皆のボトルが入った籠を持って部屋を出た

グランドの方に歩いていると御幸に会った。

もうユニフォームに着替えていた

いつもなら嬉しいのに、今日はそこまで嬉しくなかった

あ「おはよ！御幸」

御「はよ」

挨拶だけして離れようとしたら

御「おい！一緒にいこーぜ」

はぁ…なんで今日に限って…

でもここで断ったら、怪しまれる…

あ「…うん、一緒に行こっか」

すると私の持ってたボトルの籠が手からなくなった

あ「え！？」

御「俺が持ってってやるよ」

あ「いや、大丈夫だy「いいから」…ありがと」

いつもなら持ってくれないのに珍しい

御「今珍しいって思ったろ？w」

…

あ「…なぜわかった」

御「いや、普通に声に出てたぞ」

あ「マジか…」

そうこう話しているうちにグランドについた

あ「御幸ありがと！もういいよ」

御「おう！頑張れよ」

あ「そっちもね！」

私は籠を持って、水道のとこまで行った

あ「♪〜♪〜♪」

鼻歌を歌いながらドリンクを作った

あ「よし！かんりょー！届けに行きますか」

あ「ドリンクできました〜！」

そう言うと部員が寄ってきた

ボトルの籠をおいて、タオルを取りに行く

すると、稔がいた

稔「あ！おはよ！A」

朝から会いたくない人に…

今日はついてないなぁ〜

あ「おはよ！稔」

稔「ねぇ、傷痛む？(黒笑」

あ「っ！？」

稔…

やっぱりあなたの仕業なんだね…

あ「ん？なんのこと？」

稔「へぇ〜、とぼけるんだw落合先輩に殴られたでしょ？私見てたんだ〜w」

あ「そー…なんだ…あっ！タオル届けなきゃ！じゃあね…」

私はタオルを取って急いでグランドに戻った

ホント今日は嫌な日だ…

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