全「監督の娘？！！！」 貴『うん♪』監「あぁ、そうだ・・・」パート２

〜嘔吐〜 ページ5

「うぇ……」

「あ゛ぁ〜…！」

「終わったぁ！！」

空が暗くなった頃、運動場で野球部が順に倒れた。

『マネージャー！ドリンクお願い！』

「はい！」

立っているのは……3年と2年の半分、

『！……へぇ、育て甲斐があるな』

1年、沢村、春市、降谷。

まぁ、支え合って立ってるんだけど。

『茶化しに行こw』

そう言って、御幸と倉持の所に走った。



『性悪メガネ〜、元ヤン〜。倒れろよ〜』

倉「誰が倒れるかよ！」

御「俺らが倒れないからって、厳しくするのは無しね」

2人は汗を拭きながら言った。
しかも、めちゃくちゃ元気…！

『腹立つわ〜…。ん？あ、おい、沢村！吐くなよ！』

私は視界に入った、どこか真っ青な沢村を見てそう言った。

倉「は？……ヒャハハハハハハ！！マジか沢村！！」

御「おいおい。神聖なグラウンドで吐くなよ…」


沢「オゥエエエエエエエエエ」吐

春「栄純君！！？」


『あぁあああああああああ！！！！！』

吐いた！マジで吐いた！！

倉「うお！？マジで吐きやがった、あいつ！！」

御「あーあ…」

・

・

・

あの後、皆でグラウンドを綺麗にする事になり
時計の針は、すでに21時を指していた。

『疲れた……』

私は、部員全員が風呂に入るまで、部屋のベッドでうつ伏せになっていた。

いつもなら、あれぐらいじゃ疲れないんだけどな〜…。

ガチャ…

御「おーい、A〜。全員風呂上がったから入れ〜」

『ん？……あぁ、御幸か』

御「寝るなって。ほら、風呂行くぞ。おぶってやっから」

御幸はそう言って、私の背中に手を回して、上半身を起こさせた。

『…ん』

御「よっ、と…(かっる！？)」

そして、御幸に背負われ、風呂場に向かった。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←〜娘小悪魔説〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す