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熱い。
貴「っ……ん…」
赤「…っ…」
赤司くんの熱が伝わってくる。
私もそれにつられて体温が上がっていく。
貴「っ…赤司…くん__」
思ってたよりも長い口づけに息が苦しくなる。
それを察してか、彼は唇を離した。
赤「すまない。苦しかったか…?」
貴「…えっと、久々だったから…その…」
たぶん私の顔は真っ赤だろう。
事実なんだからしょうがないんだけど…
すると赤司くんはクスッと笑って、私の頭に手を置いた。
赤「わかった。
…ならば、続きはまた今度だな。」
貴「っ!///」
赤「それに、風邪を移してしまったら悪いからな。」
貴「!…そ、だね。でも、もう遅い気がする。」
赤「たしかに。」
そう言ってまた微笑む赤司くん。
やっぱり好きな人の笑顔をみると、幸せな気持ちになる。
貴「あ!そういえば、赤司くんの家に連絡した方がいいよね?」
赤「そうだな。すっかり忘れていた…」
貴「えっと…もうこんな時間だし、今日は泊まっていって大丈夫だよ?」
赤「12時か…。そうだな、お言葉に甘えさせてもらう。」
そのことを伝えるため、私の携帯から赤司くんは執事さん?らしき人に電話をかけた。
赤「__あぁ、では頼むぞ。」
貴「大丈夫だった?」
赤「あぁ。明日の朝10時に迎えにくるらしい。」
貴「そっか!了解。じゃあ私、下から布団持ってくるね。」
立ち上がり部屋を出ようとすると、
赤「なんで布団が必要なんだ?」
貴「へ?」
なんでって…ねぇ?
貴「だって、ベッド1つしかないし…」
まさかのことを赤司くんが考えてるんじゃないかと不安になる。
まさか、ね…
赤「一緒に寝るんじゃないのか?」
あなたはまじですか。赤司くん。
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なみだうさぎ(プロフ) - Aimerさん» ありがとうございます!! (2016年7月29日 10時) (レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
Aimer(プロフ) - 小説読みました!!すごく面白かったです。これからも楽しみにしてます。 (2016年7月10日 15時) (レス) id: 48157f820f (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆(まさかの偶然www) - なみだうさぎさん» wwwwそうですよねwwお気持ちお察しいたしますww← 大胆な赤司様も素敵…(真顔)←← (2016年5月28日 10時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
なみだうさぎ(プロフ) - ☆wkn☆さん» お久しぶりです!私の方も書いててニヤついてしまいました笑笑 (2016年5月15日 20時) (レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆ - 赤司いいいいい!!(*ノωノ)いきなり大胆になりやがって…!そんな子に育てた覚えはないぞ?!← あ、なみだうさぎさん!お久です(^^♪ (2016年5月12日 18時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎ | 作成日時:2016年3月4日 18時