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赤「＿＿＿と、いうことだ。」
貴「…そう、だったんだ。」
赤司くんから全て話を聞いた。
『別れよう』
そう彼が告げた理由が、私を嫌いになったからではないということを知ってほっとした。
むしろ、私のためだったなんて＿＿
赤「…どんな理由であれ、君を傷つけてしまったことに変わりはない。本当にすまなかった＿＿」
前までは見たことのない表情をする赤司くん。
…入れ替わったことは、聞いた。
というか、前々から感じていたんだ。
顔も体型も髪もすべて同じ。
だけど、
雰囲気も声色も表情も全然ちがう。
これが、本来の赤司くん＿＿
赤「！」
気づいたら、私は彼を抱きしめていた。
貴「…もう、謝らないでいいんだよ。
全部、私のためだったんでしょ…？」
赤「…だが、俺は＿＿」
『君のためだということを理由に、俺は自分が勝つための選択をしてしまった＿＿』
彼はさっきそう言っていた。
すごく、悔しそうな顔をして＿＿
その表情を見るだけで私も胸が苦しくなった。
貴「たしかに、その時はそうだったかもしれない。
…けど、今は違う。」
赤「A…」
貴「＿＿私に好きだって言ってくれた。
もう1度、想いが通じ会えた。」
『好き』
その一言で、過去の苦しみが帳消しになるくらい。
それくらい、幸せなことだから＿＿
貴「だからもう、後悔なんてしなくていいんだよ。
私はただ、
ずっとそばにいてほしい…です。」
顔がかあーっと熱くなるのがわかる。
自分で言ったことだけど、結構恥ずかしい…。
赤「…君に、初めて負けたな。」
顔を上げると、残り数cmの距離に君がいた。
近い近い…！
貴「えっ、と…あの…」
そういえば私が急に抱きついたからだよばか。←
1度引いた顔の熱が再び戻ってくる。
赤「…ありがとう。」
貴「え…？」
久しぶりにみる彼の笑顔に、心臓が飛び出そうになる。
赤「約束だ。＿＿ずっとそばにいる。」
こういう時、君はいつも欲しい言葉をくれる。
貴「うん。約束＿＿」
あっという間に重なり合う唇。
2度目のキスは、1度目より熱く感じた。
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なみだうさぎ(プロフ) - Aimerさん» ありがとうございます！！ (2016年7月29日 10時) (
レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
Aimer(プロフ) - 小説読みました!!すごく面白かったです。これからも楽しみにしてます。 (2016年7月10日 15時) (レス) id: 48157f820f (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆（まさかの偶然ｗｗｗ） - なみだうさぎさん» ｗｗｗｗそうですよねｗｗお気持ちお察しいたしますｗｗ← 大胆な赤司様も素敵…（真顔）←← (2016年5月28日 10時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
なみだうさぎ(プロフ) - ☆wkn☆さん» お久しぶりです！私の方も書いててニヤついてしまいました笑笑 (2016年5月15日 20時) (レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆ - 赤司いいいいい！！(*ﾉωﾉ)いきなり大胆になりやがって…！そんな子に育てた覚えはないぞ？！← あ、なみだうさぎさん！お久です(^^♪ (2016年5月12日 18時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎ | 作成日時：2016年3月4日 18時
