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時刻はもう少しで19時なろうとしていた。
私は今、黛さんとレストランで食事をとっている。
あと1時間くらいか…
やっぱり少し落ち着かない。
黛「お前、門限とかあるのか?」
貴「えーと、20時までですかね?」
本当は門限は21時だけど…
なんとなく、赤司くんに会うということが言いずらかった。
黛「.....ならさ、これ食べ終わったら付き合ってほしいとこあんだけど。大丈夫か?」
貴「はい、大丈夫です。」
黛さんのことだし、
ラノベの新刊でたから本屋行くーとかかな。
うん。ぽいぽい。←
かれこれして食事が終わり、私は黛さんに付いていく。
本屋だろうと思っていたが、違った。
貴「…きれー。 」
黛「だろ。」
デパートの最上階には展望台があり、
外の夜景が一望できるようになっていた。
…大きなクリスマスツリーも見える。
貴「黛さん、よくこんなとこ知ってましたね。」
黛「…お前が……」
貴「?」
黛「…お前が、好きそうだったから。」
貴「え…」
夜景の方に向けていた視線を、黛さんに向ける。
すると、黛さんはこちらに体を向き直した。
黛「また、優しいですね。....か?」
貴「黛さん……?」
いつもと若干雰囲気が違う黛さんに戸惑う。
周りが暗いせいかな。
黛さんの表情があまりわからない。
黛「…お前に優しくするのは、なんでだと思う?」
貴「…それは……後輩、だから…?」
そうじゃ、ないの?
黛「ちげーよ。
…お前のことが、好きだからだよ。」
この一瞬、
目が逸らせなかった。
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なみだうさぎ(プロフ) - Aimerさん» ありがとうございます!! (2016年7月29日 10時) (レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
Aimer(プロフ) - 小説読みました!!すごく面白かったです。これからも楽しみにしてます。 (2016年7月10日 15時) (レス) id: 48157f820f (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆(まさかの偶然www) - なみだうさぎさん» wwwwそうですよねwwお気持ちお察しいたしますww← 大胆な赤司様も素敵…(真顔)←← (2016年5月28日 10時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
なみだうさぎ(プロフ) - ☆wkn☆さん» お久しぶりです!私の方も書いててニヤついてしまいました笑笑 (2016年5月15日 20時) (レス) id: beb0875317 (このIDを非表示/違反報告)
☆wkn☆ - 赤司いいいいい!!(*ノωノ)いきなり大胆になりやがって…!そんな子に育てた覚えはないぞ?!← あ、なみだうさぎさん!お久です(^^♪ (2016年5月12日 18時) (レス) id: 741b238ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎ | 作成日時:2016年3月4日 18時