【黒バス】無期限本物彼女［赤司征十郎］

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時刻はpm.4:00。


ちょうど、黛さん達との待ち合わせ場所に着いた。


赤司くんは来れないらしい。


まぁ、そうだよね。

昨日麗華さんが言ってたし…




『…どういうことですか？』



『＿＿明日が、婚約するかどうか決める最後の日ですもの。』


『！明日が…』



なんでそんな大切な日に、私と？



『征十郎様がどうしてもと言って、婚約を決断する日を延ばされてね。やっと明日で決まるの…。

もうわかったでしょ？

婚約は決まったも同然なのよ。




だから、邪魔しないでくださる？』





あの時の彼女の目は、
今まで以上に冷たい目をしていた。


あの人は本当に赤司くんが好きなのだろうか。


好きだけじゃ、ない気がする。






黛「わりぃ、遅れた。」

貴「うわっ！？」



いつの間にか私の背後に黛さんがいた。

びっくりさせないでくださいよもう。



黛「そんな驚くか？」

貴「驚きますよ！ただでさえ影薄いのに…」



そう言ったら軽く頭にチョップされた。


黛「うるせーよ。……ん？」


メールが来たのだろうか。

黛さんはケータイを取り出し確認する。


レオ姉達かな？




黛「！……あいつら…」



明らかにやられたぜって感じの黛さん。



貴「え。どうしました…？」



全員ドタキャンとか？


…それはないよね。うん。








黛「…実渕達、来れなくなったそうだ。」





…まさかの予感的中。

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