【黒バス】無期限本物彼女［赤司征十郎］

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「…軽い突き指ね。心配ないわよ。」



保健室の先生の言葉を聞いてほっとする。


念のため、赤司くんの指には包帯が巻かれた。



先生が放送で呼び出され、保健室に2人きりになる。





赤「よくわかったな。」


貴「だって、少し痛そうにしてたし…。」




笑顔が少し引きつっていたのを、私は見逃さなかった。



それに、こうなったのは私のせいだし＿＿







赤「…さすが、俺達のマネージャーだな。」



貴「！」





ポンポン。



頭に暖かくて大きな手がのる。






あぁ。





もう、






なんで君はこういうことしちゃうかなぁ。








なんで、なんで＿＿＿








赤「高宮……？」



貴「っ……」






気がつくと私は涙を流していた。



泣いちゃだめじゃん、私。







貴「っ……なんで、優しくするの？」








君がわからない。

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