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Em:あの、これは……その……！！
涙のせいで良く見えないけれど、顔を林檎の様に真っ赤にして手をぶんぶんと振る先生が視界には居た。
それを見てまた心が痛む。
この町を離れたくない、先生と離れ離れになりたくない。
出したくもない涙が溢れて、溢れて。
何も言わず私を抱き締めてくれる先生の優しさに触れて。
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紅茶＿＿アールグレイ＿＿の匂いが鼻を擽る。
目を開くと、木造の天井が視界に入った、随分とモダンな家だが、誰の家だろうか。
上体を起こすと、先生の姿が見え此処は先生の家何だと理解した。
起き上がった私に気づいた先生が心配した顔で声を掛ける。
Em:大丈夫ですか？
「泣き疲れてぐっすりと眠っていらっしゃいましたが……」と話を続ける先生。
私が急に泣き出したりしたから焦っているのだろう、何時もはゆったり話してくれて聞き取り易い先生の話が聞き取り難い。
貴:先生、大丈夫ですよ、だから落ち着いて下さい。
Em:す、すみません……これじゃどっちが先生で生徒か分かりませんね。
そう言って「えへへ……」と少し顔を赤らめ笑う先生。
Em:……どうして急に泣き出したりしたんですか？
貴:……先生、今日先生を呼んだのは遊ぶ為じゃないです。
「引っ越す前に先生に一つ言いたいことがあって……」と続ける。
緊張して拳に力が入り、掌には自身の長い爪が刺さる。
Em:そうですか、お引っ越しなされるんですか、Aさんが居なくなると寂しくなりますね……
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彼女はきっと、私に告白をしようとしているのだろう。
少し前、気になって読んだ「自身では気づかない人間の癖」という本に女性は告白する時、顔が赤らみ、緊張して拳に力が入る等と書いてあったことを思い出し私はそう、悟ってしまった。
私も彼女のことが好きだ。
最初見た時は「周りと比べて綺麗な子だな。」としか思わなかった。
けれど彼女の、その努力を欠かさず、ひた向きな性格を知っていく内に「彼女を守りたい。」そう思う様になった。
だからこそ彼女の気持ちは嬉しいが、教師という立場でありながら生徒と……なんて許されるものだろうか。
そうこうしている内に彼女の口が開かれた。
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はろる - 合作相手(仮)さん» いえいえ！！お力になれたならよかったです！楽しみにしてます！←最早ファン (2020年3月12日 16時) (
レス) id: fc9ad241ba (このIDを非表示/違反報告)
合作相手(仮) - はろるさん» 返信遅れてすみません！そしてリクエストありがとうございます！中々ネタが思いつかないのでリクエストありがたいです(●´▽`●) (2020年3月12日 10時) (レス) id: 424fa65185 (このIDを非表示/違反報告)
はろる - んぉぉぉぉ←何の声って事は置いといて、もう・・ホント好きですぅ・・・やはりニヤニヤしてまう・・・・４んでまいます・・・ｓｙｐさんが・・尊い〔吐血〕 そしてリクですがｓｎで夢主にとｓｎが｢嫉妬｣が欲しいです〔←黙れ 「」 (2020年3月11日 20時) (レス) id: fc9ad241ba (このIDを非表示/違反報告)
ヘタドイン(プロフ) - 私なんかが作った作品を本当に見に来て下さるとは思っておらず感動です・゜・(つД｀)・゜・（友達のは省く） (2020年3月11日 9時) (レス) id: cc6724ce3f (このIDを非表示/違反報告)
ヘタドイン(プロフ) - 月兎さん» あ、あああの、乙ゲーパロの小説を書いている神（方）ですよね……？ (2020年3月11日 9時) (レス) id: cc6724ce3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヘタドイン | 作成日時：2020年3月2日 20時
