愛され妹2

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そうよ、普通好きな子から貰ったものならあんなに軽く一緒に食べようなんて言わないわ




しかも異性と！！！




勝ちを確信した私は意気揚々とマイキー宅へ向かった




・



マ｢いらっしゃーい｣





先に来ていたけんちゃんと共に髪を下ろしたマイキーが出てきた




うーん色気





『おじゃましまぁす』




にやけそうになる頬をぎゅっと固めてマイキーの首に腕を回す






そのまま抱き上げられ2階へとあがった





いや抱っこしての意味じゃなかったんだけど




あとエマたそに会いたかったのに！！！




むすくれながらも部屋に入れば居るはずの場地の兄貴とちぷゆが見当たらず…





まだ来てなかったのか





新作のゲーム機を手に取って三ツ谷の胡座の上に乗った





『たかちゃん、Aこれ上手にできなぁい』





本当は好きだしバリバリできるけど





たかちゃん不器用な子の方が好きそうだし





しょうがねぇ



・




その後場地の兄貴とちぷゆも合流し、4人はしばらくゲームをしていた





私はたかちゃんとお話してたり髪結ってもらったり…ん？妹だと思われてる？





と、心配になってきた時たかちゃんが紙袋を持ってきた




三｢これ、ドーナツらしい。A好きだったろ？｣




甘いもの全般は好きっす





『うんっ好き！』





中から出てきたのは何とも可愛らしくラッピングされたドーナツ





やっぱり女やないかい





食べてみると程よい甘みとしっとりとした食感で普通に美味しかった




まっ私の方が美味しく作れるがな！！！





『！、すごい美味しい！お料理上手なんだね！』





わざわざ｢お｣をつけてお料理という私のテクニック、皆見習っていいよ





三｢だな、上手くなりたいみたいでくれるけどもう十分なんだよなぁ｣





なるほど





｢私、三ツ谷くんみたいに上手に作れるようになりたいな！良かったら作ったのアドバイスしてくれない？｣




みたいな感じ？





『そうだねぇ〜』





貼り付けた笑みで今度たかちゃんの学校に乗り込もうと決めた





待ってろモブ女！♡




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『お兄ちゃん、お誕生日おめでとう！』



春｢オウ、ありがと｣




チーズケーキを食べながら渡した誕生日プレゼントはお揃いのネックレス




『これね、お揃いなの！ずっと付けててね』





贈るネックレスの意味は…






『ずぅっと一緒だよ♡♡♡』

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