愛され妹

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2人してアワアワと私を囲む




マ｢ど、どした｣




ド｢腹痛てぇ？｣





なんで腹なんだよ




なんか一周まわって落ち着いてきたわ




ｽﾝｯと前を見据える









『お兄ちゃんに…彼女が居た』





｢｢彼女ぉ？｣｣




2人顔を見合わせて頭にはてなマークを浮かべている




ド｢三途に彼女が？そりゃめでてぇな。それがどうしたんだよ｣





『は？めでたいって何？むしろその逆なんだけど。お兄ちゃんには私しか居ないの、私だけ愛してるの…！なのに！！！』




見たこともない私の姿に驚いてる2人




マ｢そ、そういえばAが重度のブラコンっての忘れてた…まさかここまでとは、｣





そう言うマイキー





『お兄ちゃんと私は血縁だなんて関係ないの！私にはお兄ちゃんしか居ないのに…』




どこぞのメンヘラ女と化す




ド｢…でも、どうすんだよ。メソメソしてたって変わんねぇだろ？｣





私の頭を撫でながらそう言うドラケン





『は？決まってんじゃん、潰す』





二度とお兄ちゃんに顔向け出来ないようにしてやる、と話せば身震いする2人




マ｢こ、こえぇ｣




マ｢ん〜…もう兄貴は諦めちまえよ。オレにしない？｣




私を抱き寄せて耳元で囁くマイキー





え、好き(ちょろい)





ド｢…俺でも良いけど、｣





うんどした？2人とも





そこまで好かれてたっけ…？





『んぅ…そうだよねぇ』




考えとくぅ♡といつもの調子で言えば嬉しそうに頷いた




お前ら可愛いな





・



と、現在たけみっちの学校




意外とすんなり侵入できて驚く





先生に見つからない代わりに上級生らしき人にクソ絡まれたけど





マイキーとけんちゃんがあっさりノシていった




うぉ〜人のカーペットや




教室近くまで行くと先生に見つかった




そりゃそうだわな





｢おい！勝手に校内に入るなんて…どこの中学だ！」




あ〜うるさ






流石に先生に手を出すのは引けるので無視をして教室に入る






マ｢遊ぼうよ、タケミッち♡｣






呆然としているなか、ズカズカと進んでいく






『昨日ぶりだねぇ、たけみっち！』




傷大丈夫ぅ？と聞きながら怪我をした所を撫でれば顔を赤くするたけみっち





マイキーとけんちゃんからの視線がすごい





たけみっちは気まずそうにヒナちゃんの方を向いていた







武｢(こ、これは不可抗力…！)｣

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