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炭「ん?四話って言えばいいのか?」 ページ5

善逸の駆け寄ってしゃがみこむと涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔をした善逸の顔を見つめる。

『なにやってるの。早く立って。』

善「だってさぁ!A、禰豆子ちゃん見つけた瞬間に俺の手離してぇ!」

『ごめんって。今日、午前だけだから帰りにお昼ご飯奢ってあげるから。』

善「はい、立ちます。」

『…詐欺には絶対かからないでよ。』

こんな一瞬で物につられるなんて。

バカなのかな?いや、バカなのは知ってる。

バカすぎて心配になる。

炭「二人は仲良しだなぁ。」

禰「ふが!ふがっ!」

炭「禰豆子もそう思うか!やっぱりあの二人はお似合いな気がする。」

嘴「なんの話だ?」

三人が楽しそうに話してる時、あたしと善逸は…。

『最近オープンしたカフェに行こ。あそこなら善逸の好きなスイーツたくさんあるから。』

善「え!マジっ!あそこ、高いやつばっかじゃ。」

『善逸、高いものと甘いもの好きでしょ?』

善「A、愛してる!」

『はいはい。』

また調子に乗って…。

炭「A、善逸。そろそろ学校に行こう!」

『うん。善逸、ほら。』

善「甘いスイーツ、高いもの、ウヒヒヒッ。」

…うん、見なかった事にしておこう。

あたしは善逸に伸ばしていた手をひっこめたら炭治郎達の所に走った。

炭「そう言えば、高校生になったら先生も変わるらしいな。」

『うん。炭治郎の耳飾り、受け入れてもらえるといいね。』

炭「Aも。」

『あたしは地毛だもん。』

この髪、好きだけど学校になったらちょっと面倒になるんだよね。

地毛なのに染めてるとか言われるから。

女子は『地毛なんだ。』って言ってるけど、男子には一回説明して受け入れなかったらちょっとシバく。

善「待ってよぉ!炭治郎ぉ!」

炭「うわっ!善逸、そんないきなり飛びつかないでくれ。コケそうになる。」

『炭治郎には善逸がいつもお世話になってるよね。善逸、一回人生やり直してきて。』

善「Aっ!?」

また泣きそうになった善逸の目をハンカチで拭いてティッシュで鼻水をとる。

炭「そうか?俺はAの方がそう思うけど。な、禰豆子。」

禰「ふがっ!」

炭治郎に可愛く頷く禰豆子。

そう?まぁ、幼馴染なだけあって善逸の事は結構分かってる気がするけど。

善「えぇ〜。A、結構はっきり言ってキツイけど。」

『そう。善逸はそんなにスイーツが食べたくないんだ。』

善「嘘です!A優しい!感謝してる!」

『…。』







本当にあたしと幼馴染だよね?

禰「ふがっ!」五話→←『三話』



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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