異変 ページ40
おもわずその場でフリーズしていると、ロン毛は顔をこちらに見せない角度のまま、ニコッと笑ったぎがした
当然、蘭はあまり会いたくなかったので引き止めるわけもなく
向こうは連れがいたらしく、そちらにかけて行った
帝「ぉー、、、ぃ、、、、、ぃっ！
しっかりしろ、蘭」
『、、、、あぁ、、ごめんごめん、、、、』
帝「？、、あ、、あぁ、」
いつもより素直な蘭に一瞬驚くが、すぐに戻る帝
『今日は、、もう帰ろっか、、、、』
帝「、、、、、、蘭、お前どうした、、、」
表情を沈ませ、いつもと確実に違う蘭に、違和感を感じながらも、帝はそれに従う
時間はもうお昼だ
最後にお昼ご飯を食べてから帰ろうということになり、2人は近くのハンバーガー店に入った
帝は店に入った時も、帰りの道でも蘭を凝視していた
だが、放心状態の蘭にそれが分かるわけもなく
様子が違いすぎると不安になる帝に対して蘭は、何も考えられなかった
過去のトラウマと罪悪感
あの時感じた感情がフラッシュバックしてくる
何もできなかった自分に腹を立てる余裕もないかった
最後に見たあいつらの顔は、笑っていた
当然、自分も笑おうなんて気にもなれず
表情なんて忘れて、泣くことも、笑うこともできなかった
全部全部捨てて、逃げ出してしまった
建前は、演技の幅を広げるため
本音は、どこでもいいから違う学校に
フラフラと帰ってきた蘭は、帝に心配されながらも棟が違うので、別れてC棟の部屋に向かう
『(そういえば、、)』
確か、明日は月曜日の祝日だったはずだ
壁にかけたカレンダーを見ながら、ぼーっと思う
いつのまにか、視界は暗くなっていて、身体中にギシギシと痛みを少し感じる
ゆっくりと目を開けると、見慣れた自室で
昨日はそのまま、寝ていたようだ
お昼から寝ていたことになるので、睡眠時間がおかしいが、時計をふと見るとまだ深夜の3時だった
窓から覗く外の景色はまだ暗く、小鳥のさえずりや、青い綺麗な澄んだ空なんて、まだまだ程遠い景色
寝起きだからなのか、ぽーっとした感覚で、ふらふらと立ち歩き、とりあえずお風呂に入ろうとする
が、それは叶わず、そんなに大きな音を立てず、膝をついて倒れてしまった
ラッキーアイテム
ガム・飴(ハッカ飴以外)・栄養食品
ラッキー宝石
ダイヤモンド
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません！！ (2020年9月11日 22時) (
レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます！！お盆になると時間ができるので、更新頑張ります！ (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rairu | 作成日時：2020年1月14日 21時
