音読会 ページ33
※ちょっと破廉恥です
帝「ああ、全然大丈夫だ」
帝は案外いい奴かもしれない
そう感じてしまう俺は正気ではない
多分、それは、この後からであろう荒木からの揶揄を想像して帝と比べてしまったからだろう
冴「へぇ、、、あんなに生意気だったのが、こんなに大人しくなるなんてな」
ほらきた、顎に手を当ててニヤニヤとこちらをのぞいてくる
帝「あー、おまわりさーん、変質者でーす!」
冴「おいおい、その言葉を普段のおまえに言ってやりたいな」
なんとか、帝のおかげで誤魔化せられた
ホッと息をはき、安堵する
冴「さて、そろそろ台本読んでいくか?」
帝「あぁ、俺はいいが、、」
『オッケー、はやくしよ』
先ほどの可愛らしい態度とは打って変わって、冴からもらったジュースを一気飲みし、切り替える蘭がそこにいた
台本は一つしかなく、仕方なく、2人用の狭いソファに男3人詰めて座ることになった
蘭の左右に冴と帝が座る
『これってどんな設定?』
冴「さぁな、
ま、でも、ちらっと聞いた話じゃ、三角関係のストーリーらしいぞ
人数的にもちょうどいい内容だな」
帝「ほぅ、ここが物語のメインらしいぞ」
パラパラとページをめくり、大体のストーリーを把握したらしい帝は、2人にページを開け、見せる
『俺からのセリフっぽい』
冴「じゃ、はじめるか
あ、ちゃんと本番みたいに感情込めて読めよ〜」
適当に返事をして、真ん中に座る蘭が台本を持つ
2人はそれに覗き込むような形で見る
『なにこれ』
台詞をいうためにちゃんと台本を読んだ蘭は、ポツンとこぼす
2人はニヤニヤと、それを眺める
冴「こーら、蘭。 ちゃんと読まなきゃダメだろ?」
帝「練習しないとなぁ」
『ゔ、、ん、、まぁ、、、』
台本の内容にすこし頬を染める蘭は改めて、ん"ん"と咳払いし、スゥと口を開け、台詞をいう
ひかる『んっ! やめっ、、っっふぁん、、
なぁっ!、なに、するんだよっ、、』
松田(帝)「何すんのって、、、キス?」
たっくん(冴)「おまぇっっっ!!ひかるに何してんだ!」
『たっくん!? みっ、、みてたの?』
松田(冴)「いいでしょ? ちゃんとコノ子は感じてるんだし」
たっくん(冴)「まつだぁ、、、おまえ、、」
ひかる『ふんむっ! たっ、くっ、ぅぁ、、ふんぅ』
たっくん(冴)「うるさい、消毒だ、、、俺の方が気持ちいだろ?」
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません!! (2020年9月11日 22時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます!!お盆になると時間ができるので、更新頑張ります! (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rairu | 作成日時:2020年1月14日 21時