再会 ページ4
『高1で迷子とか、、、いや、もう高3なのか？』
どこかわからない廊下で1人ぽつんとたたずむ
意味もなく、近くにあった空き教室に入り座り込む
すると、窓から差し込む日の温かみが、だんだんと蘭を包み込むように眠りに導く
『ふ、、、ふぁぁ、、、んー とぅ、、や、、』
意識が遠のく中、声が聞こえた気がした
その頃、冬夜
冬夜「碧鳥くんと零くん、優那くんに帝くん
それから椿くんと千紘くんだね
覚えたよ」
可愛らしくも落ち着きのある、愛想のいい笑顔で笑いかける冬夜
優那「べつに呼び捨てでもいいぞ？」
指を折って順番に名前を言っていく冬夜に、優那たちは微笑む
千紘「それにしてもこの時期に転入だなんて、大変ですね、、、どうしてここへ？
冬夜「あー、、、んー、、、」
敬語は要らないと、2年組に言ってから、冬夜は考え込むような表情で、唸り出す
その姿はまるで童話に出てくる白雪姫のようだ
千紘「答えにくいことなのか？」
冬夜「いや、全然そんなんじゃないんだけど、、、」
そんな時、ぽつんと声が聞こえた
「とぅ、、や、、」
椿「、、なんか言った？」
碧鳥「お化け、かな？」
優那「こんな朝っぱらからか？」
突然聞こえた小さな声、冬夜はこの声に聞き覚えがあった
冬夜「、、、蘭さん？」
零「冬夜くん、蘭さん？と知り合いなんですか？
千紘「この声に聞き覚えでもあるのか？」
冬夜「いや、ちょっとね、、、、、、
皆んなは教室に戻らなくていいの？」
帝「もうこんな時間か、、じゃぁ、また会おうな
特待生！」
6人が教室に戻った後、冬夜はその場に残り、少し周りをキョロキョロしてから、迷いなく、ある、近くの教室に入っていく
冬夜「やっぱり、、、蘭さん！ 起きてください！」
『ん、、、、、冬夜、、、、おはよう、、、』
冬夜「なにが！おはよう、、、ですか！
貴方どこでも、見境なく寝る癖やめて下さい！」
『ごめんごめん、、、ふぁぁ、、良く寝た、、』
眠たそうな目を半開きにして、目頭に少し涙を溜める
冬夜「はぁ、、、とりあえず寮行きますよ、」
『寮、、、って、、、どこだっけ？』
冬夜「確か、入学式のときに配られた紙に書いてあったはず、、、って、、、もしかして蘭さん、、」
『なにそれ？ どこにあるの？』
冬夜「蘭さんっ？！」
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません！！ (2020年9月11日 22時) (
レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます！！お盆になると時間ができるので、更新頑張ります！ (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rairu | 作成日時：2020年1月14日 21時
