裏側 ページ28
冬夜視点
御陵蘭
その存在が俺にとって、どれほど大きいものなのか、その日俺は改めて実感した
3年Lクラス、そこは曲者揃いのクラスだった
ある意味、蘭さんが前まで通っていた、あの夢の咲よりも凄い…のかもしれない
頭が固い真面目くんとヤンキーで初心な炎上屋、
それに構う (←おちょくる) パンツ好きと女好き
それを見守る、1番の変わり者の世界征服が目標の人
Cクラスを見習って欲しい
優那くんと、佐和くん、立夏くんの3人のあの、頼れるお父さんオーラ
俺は大概、巻き込まれたり、たまーに、一緒におちょくったりるくらい、、かな
その日も、いつもと同じように、堅物?2人がいじられながらも、笑って過ごしていた普通の日だった
少し違うといえば、その日は雨でジメジメしていて、頭が痛くなりそうだったということくらいで
百瀬「冬夜?どうしたの〜、ぼーっとしちゃってさ」
冬夜「んー、、今日はなんだか嫌なことが起きそうだなーっと、」
百瀬「珍しいねぇ、そんなマイナス思考」
席が隣の百瀬くんは、「ま、嫌なことが起これば、自分で起こしちゃえば良いんだよ。良いことを」と付け加える
冬夜「ありがと、」
彼らしい発想に、思わずふふっと笑ってしまう
そのまま午前の授業は進み、学食を食べるため、百瀬くんと2人で食堂に向かう
百瀬「ぁあ〜見事に2人席は埋まっちゃってるねぇ
あ、ナナ〜!」
何かを発見して、声を出すと少し走ってそこに向かっていく百瀬くん
自分も慌てて追いかける
ふと、目に止まる
百瀬くんが目指す先には、彼のユニットの後輩だと言っていた子
そして
冬夜「蘭さん」
『冬夜!?え、あ、友達できたんだ』
冬夜「失礼なこと言わないでください」
むくりと頬を膨らまし、ついついじとっと睨んでしまう
七緒「蘭くん、知り合い?」
確か、吉條君が聞く
蘭くん、か
俺ですら蘭さんなのに、、、ずいぶん仲良いんだなぁ
『ぅーん、、、親友、、?』
冬夜「そういえば、僕らの関係ってなんなんでしょうね…」
少し、柄にもなく落ち込んでしまう
『あ、親友よりももっと深くて、大事な存在、、みたいな?』
七緒「親友よりも…」
百瀬「深い…」
冬夜「変な誤解生まないでください」
驚きでついチョップをしてしまったが、「大事な存在」その言葉に救われる
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ラッキー宝石
ダイヤモンド
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません!! (2020年9月11日 22時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます!!お盆になると時間ができるので、更新頑張ります! (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rairu | 作成日時:2020年1月14日 21時