翌日 ページ24
あの授業が終わり、翌日
その日もまた、合同で授業が行われていた
昨日同様に、何チームかに分かれてするものもあれば個人でするものもある
丸一日使うのでヘトヘトになって七緒と蘭は昼、学食を食べにに来た
ちなみにレンは今日は他の友達に誘われているらしく行ってしまった
七緒は少しづつだが、蘭への感情に自覚を持ってきている
まだ完全な感情では無いものの、行動はすでに恋をしている高校生男子そのものであった
なので、いつもはレンも入れて3人でくることが当たり前の昼ご飯
それが急に、蘭と2人というシチュエーションになると、いつも使い慣れてるはずの券売機の使い方すら忘れてしまいそうなほどであった
それぞれが頼みたいものを頼み、先に着こうとするも、空いている2人席があまりなく、仕方なく4人席を使うことになった
ちなみに七緒はオムライス、蘭はサンドイッチを頼んだ
急に2人になったからといって、話題が尽きることは無かった
というか、七緒は人と話すこと自体を苦手と思っていないため、2人はとても楽しんだ
百瀬「ナナ〜!」
遠くから声が聞こえ、振り向くと、Prid’sの櫻井百瀬がいた
百瀬「ここ空いてる? よかったら2人で使わせて欲しいんだけど」
七緒「2人?」
すると、百瀬の後ろからひょこりと顔を出したのは冬夜だった
冬夜「蘭さん」
『冬夜!?え、あ、友達できたんだ』
冬夜「失礼なこと言わないでください」
むくりと頬を膨らまし、じとっと睨んでくる冬夜
七緒「蘭くん、知り合い?」
『ぅーん、、、親友、、?』
冬夜「そういえば、僕らの関係ってなんなんでしょうね…」
『あ、親友よりももっと深くて、大事な存在、、みたいな?』
七緒「親友よりも…」
百瀬「深い…」
オウム返しに2人が言うと、変な誤解生まないでください、と冬夜のチョップが飛んでくる
そのあと、快く相席をオッケーして、それぞれ話しながらも食べ進める
蘭は気を遣い、七緒とばかり話していた
冬夜は女の子に見られることが多く、同性の友達が多くはいなかったと言う
まぁ、だからといって異性の友達が多い、と言うわけではなさそうだが
そんな冬夜の貴重な同性、(カタチは)同学年の友達
邪魔するわけにはいかない
そんな蘭の要らぬ気遣いは、後に誤解を生むことになる
冬夜「・・・」
ラッキーアイテム
ガム・飴(ハッカ飴以外)・栄養食品
ラッキー宝石
ダイヤモンド
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません!! (2020年9月11日 22時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます!!お盆になると時間ができるので、更新頑張ります! (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rairu | 作成日時:2020年1月14日 21時