クラス別学年合同授業 3 ページ18
1年〜3年のカラットを担当するのは、同じくC棟に住んでいる冴だった
いつも通りの怠そうな声で、生徒をまとめる
冴は俺と一瞬目が合うと、ニヤッと笑う
それが意味不明で俺は、嫌な予感がし、べーっと舌を出す
冴「えー、今回の授業は知っての通り、ルクスとカラットに分けて行う
これは成績には響かんが、1・2年は3年の実力を直に見ることができるチャンスだ
無駄にするなよー」
1・2年にやる気をつけるような言葉を自然とかける
皆んなその言葉にやる気を出したのか、なんだか、雰囲気がメラメラしてる
まあ、俺みたいな一部の冷静な人間も少なからずいる
みたいだ
冴はそして、と続ける
冴「3年、お前らは今年でもう卒業だ
この一年無駄にするなよ。
んで、今年の1年は一部だが、俺が認める実力のやつや、まだ謎が多い奴がいる
全員、足元救われるなよー」
この言葉でさっきのメラメラとした雰囲気が嘘のように静まる
やらかしたな、荒木 冴
そして、みんなが推測するその
「今年の1年の一部のやつ」とやらに目を向ける
各々で考えが違うと思いきや、みんな首の向きが同じだ
俺もその方向に目を向ける
うわぁ、完全にこっち見てる
特にこれは七緒かな?
あ、でも橙色髪の癖っ毛気味の元気っ子にも、視線がある…
あとはあの水色のロン毛の可愛らしいスカート履いてる男子生徒とか
あとはピンクの髪の、ハムスターかぶってる子
七緒にこそっと少し聞いてみる
『ねえ、七緒、この視線集まってる人達って、なんかした人?』
七緒「それってー 央太達のこと?」
『そうそう、、、多分
あの橙色元気っ子と、ロン毛の男の娘と、ハムスターかぶってる子
あとお前』
七緒「んー、それって多分、ユニットに所属してるかしてないかじゃないかなー」
『あー、ユニット制度、だっけ?
1年でユニット入るのってそんな珍しいことなの?』
七緒「こんな早くから入ってるのも多くはいないと思うけどー
皆んな結構有名なユニットに所属してるからかなー」
『へー、、、(ユニット制度かぁ 懐かしいな)
何年生までに、とか何学期までに入らないといけないとかあるの?』
七緒「んー、基本的には1年の春夏に、皆んな決めちゃうかなー」
ボソボソと俺たちが会話している間に、冴の話は進んでいたらしく…
ラッキーアイテム
ガム・飴(ハッカ飴以外)・栄養食品
ラッキー宝石
ダイヤモンド
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Rairu(プロフ) - 全然更新出来なくてほんとにっすみません!! (2020年9月11日 22時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
Rairu(プロフ) - ありがとうございます!!お盆になると時間ができるので、更新頑張ります! (2020年8月8日 17時) (レス) id: 6cd9da016d (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - 荒木先生が、、、びーのえるに、、、みたいな…… (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
銀崎 零(プロフ) - よっしゃ、オンエアの作品見つけた!! (2020年7月28日 17時) (レス) id: c49dd06a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rairu | 作成日時:2020年1月14日 21時