ハマの便利屋､参上!!!【MTC】

いじめたい ページ28

『これ､バレたらあの人達に消されちゃいますね』

少し身を乗り出し､楽しそうな声で意地悪な笑い方をするAが可愛い

しかしこの少し煽りを入れてくるような笑い方…
…脳裏をチラつく左馬刻(あいつ)はぶん殴って､俺の脳裏をチラついた罪でしょっぴいてやりたい

銃｢まさか｡そうなる前にAがあちらを消してくれるんでしょう?｣

『ふふっ､任せといてくださいよ!』

と､今度はいつも通りの笑顔になるA

はぁぁぁぁ…どんな笑い方しても可愛いってなんなんだよ

心の中で悶えていると､Aは資料に目を通し始めた
一気に仕事人の目だ

『あ､銃兎さん､ここの配置もう少し詳しく分かったりしますか?』

銃｢あぁ､そこは確か…｣

俺は資料を見るためにAの近くに寄る
多少距離が近くなるが問題ないだろ

銃｢まずここまでは分かりますか?｣

目を合わそうと顔を覗き込めばAは喉をひゅっと鳴らした後､顔を逸らした

銃｢…どうしました?あ､もしかして距離が近くて照れてます?｣

『……ぅ"…んなことないっす…』

…どうやら図星だったみたいだな
耳真っ赤だし

こんな可愛い反応されたらいじめたくなってしまうのはしょうがない事で､俺は更に距離を詰めてAを腕の中に閉じ込めてしまった

『じゅっ､じゅーとさん!かっ､顔がっ､美しいお顔が近い…!!やばい､いい匂いする…!!?』

銃｢ふふっ､ここはカップルも多いですし､私達がくっついていた所で誰も気にしませんよ｡それに近い方が声が聞こえやすくていいでしょう?｣

『……確かに…?』

チョッロ

銃｢いい子ですね｣

『…銃兎さん意地悪…』

銃｢それはどうも｣

なんだこれ｡ものすっごい楽しいな

加虐心がくすぐられる

抵抗なんていくらでもできる状況で､俺に言いくるめられて､恥ずかしいの必死に我慢して…
はぁ…っとに可愛い…



ーーーーー



｢えぇ｣

｢そうですよ｣

｢Aは頭がいいんですねぇ｣

…

『あざす…』

超ド級のえろ美人にこの体制で拘束され､時には意地悪をされ数十分｡やっと資料の最後まで目を通しきれた
自分の魅せ方を知った上でのあの意地悪｡あんなにえちえちなのに､なんで逮捕されんのん???なぁ???

ちなみにこの日の帰りは､銃兎さんが家まで送ってくれた

そして夜､美人で気遣いができて少し意地悪なうさポリが落とし穴に落ちてブチ切れるというとても楽しい夢を見た所で､2日目､終了です

お"ん!???→←銃兎さん!顔がいい!!!

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