遊びなら…? ページ43
Aside
私の想いはみんなに伝わったみたいで、
みんな安心しきった顔をしていた
すると、こんなことを聞かれた
山本「選手として動くことは難しいって言われたんでしょ?」
「はい、」
山本「てことは、バレーボールが全くできない訳では無いよね?」
うん、絶対聞かれると思った
確かに、全くできないわけではない
病院の先生からも
主治医「んー、遊びで1時間〜2時間くらいならいいかなぁ」
と言われてる。
これそのまま言ったら絶対練習参加させられるよなぁ…
マネージャー業のためにも身体は大事にしときたい…
「まぁ、できないわけじゃないけど…」
西田「けど?」
「あんまりしない方が体のためだって…」
西田「そっか…」
よしよしその調子
練習まぬがれろ…!
石川「A?嘘ついてる顔してるよ?」
え?バレた
石川「その顔をしてもムダ、ホントはもっとできるんでしょ?」
「なんでわかるのさ」
石川「顔が嘘ついてるし、俺ら練習してる時ボール触りたいって顔してる」
「そんな顔してないんだけど」
大塚「確かに…」
え、タツ?
何が確かにやねん
山本「俺らに隠し事なしだぞ、早くホントのこと言え!」
「えぇ、遊び程度なら1、2時間…」
大塚「めっちゃできるやん!」
山本「ブランー!これからAも練習参加ね!」
監督を呼び捨てにすな!
そして勝手に練習入れるな!
そもそもちゃんとマネージャーとして入ってるから!
監督「オケ!☆」
ブランさんもOKじゃないのよ汗
まぁ、このおかげでやりたいバレーボールがもう一度できるようになったのは
本当にありがとう
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作者名:みっちゃん | 作成日時:2023年10月10日 20時