過去話 4 ページ40
Aside
中学最後の試合が終わったあと、勉強に明け暮れていた私
大してここに行きたいとかの目標もないのに
そんな時顧問の先生が
先生「バレー部のマネージャーができる学校にしてみたら…？」
と言ってくれた
先生は私がまだバレーボールに未練があったことに気づいてたみたい
「そんな学校あるんですか…？」
先生「あるよー！でも、ちょっと頑張って勉強しないとかもねー」
「そんなん言われなくてもやります」
先生「Aらしい笑」
そこからそれだけを目指して勉強を続けた
中学を卒業することにはケガも順調に治ってて
サポーターを常につけるくらいまで回復した
無事その高校に入ることができた
そしてマネージャーになるために入ったのは男子バレーボール部
女子の方が友達も沢山できていいかなと思ったんだけど
中学みたいなことが起きて欲しくなかったし、
自分もプレーしたいという気持ちを抑えるために
わざわざ男バレを選んだ
最初は重いのを運んだりしないといけないし
大変だったけど
先輩や同期に愛されて続けることができた
それでもやっぱりプレーしたいという気持ちは少しだけあった
2年生の冬、いよいよ自分たちの代になり
同期のプレーの仕方に気になることがあってプレイヤーの目線で話しかけてみた
すると、
同期1「え、なんでそんなことわかるの？」
同期2「え、言われたことやったら楽になったんやけど！」
と何故か大絶賛された
もちろんこうなると、先生の耳にも届くわけで…
先生「これからも気になったことどんどん言ってってくれへんか？」
と期待された
惜しくも春高に行くことはなかったけど
心の底からこの高校入ってよかったと思える3年間になった
この3年間を経た結果
もっと強いチームに行ってマネージャー業をしたいと思った
それで、大学を受験したのは
早稲田大学
自分にとって勉強はハードルは高い場所だったけど
この高校に入れたならもっと出来ると思って頑張った
もちろん
無事合格
，
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作者名：みっちゃん | 作成日時：2023年10月10日 20時
