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桃「そうだよ? そんなに、テンション上がってどうしたの?」
私「あのね、私が中学の時に友達何人かとバスケ部の応援行ったんだよね。
その時の初戦の相手が、帝光中でね。 とってもかっこよかったんだよね。
凄すぎて鳥肌が立ったよ。私は、キセキの世代のバスケが見たくて
帝光高校に入ったんだよ!」
桃「だったら、バスケ部のマネージャーすればいいのに〜」
私「いや、私頭悪すぎて部活どころじゃないんだよ…
なんで帝光に入れたのか謎だよ」
まぁ、バスケ部に入ったら目の前でキセキの世代が見れるけど
頭悪いし、マネージャーの仕事とかやったことないし…
私「私は、観戦しに行くからいいかな」
*
授業も終わり、続々と部活動見学に行く
さつきも、行っちゃったしもう、帰ろっかな。
廊下を歩きながら、ポケットからバスケ部のチラシを見た。
私「初心者大歓迎……? 絶対嘘だよね…」
帝光高校のバスケ部は、全国の中でも1位と言っていいほど強い
さすがに、初心者からは…
?「嘘じゃないよ」
私「え!?」
あれ、この声 もしかして…… と、思いつつ後ろを振り向く
赤「初心者でも、バスケが好きならすぐに、上達するよ」
私「そうなん…ですね。」
やっぱり、赤司くんだった。
それに、独り言が大きかったのか聞かれていた様子…
赤「君もバスケ部に?」
私「いや、私は… これは、もらっただけなので」
赤「そうか。 それより、君の名前は?」
私「私は、谷川 Aです。」
赤「僕は、赤司征十郎。 よろしく。 あと、敬語じゃなくてもいいよ」
…名前はもう知ってる。
私「はい……あ、うん!」
赤「僕はもうそろそろ、部活動見学に行こうかな。
それじゃあ、また明日、谷川。 」
私「あ、また明日!」
赤司くんが、体育館に行こうとしたのを確認し、私も帰ろうとする。
赤「あ、そうだ。 」
私「え?」
赤司くんが振り返り、私に話しかける
赤「自分がやりたいことをしないと、後悔するよ」
と言い、体育館に向かっていった。
なんだか、心の中を読まれた気分…
自分のやりたいこと…か
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作者名:miwa Yamamoto | 作成日時:2018年4月7日 5時