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桃「そうだよ? そんなに、テンション上がってどうしたの?」


私「あのね、私が中学の時に友達何人かとバスケ部の応援行ったんだよね。
その時の初戦の相手が、帝光中でね。 とってもかっこよかったんだよね。
凄すぎて鳥肌が立ったよ。私は、キセキの世代のバスケが見たくて
帝光高校に入ったんだよ!」


桃「だったら、バスケ部のマネージャーすればいいのに〜」


私「いや、私頭悪すぎて部活どころじゃないんだよ…
なんで帝光に入れたのか謎だよ」


まぁ、バスケ部に入ったら目の前でキセキの世代が見れるけど
頭悪いし、マネージャーの仕事とかやったことないし…


私「私は、観戦しに行くからいいかな」








授業も終わり、続々と部活動見学に行く


さつきも、行っちゃったしもう、帰ろっかな。


廊下を歩きながら、ポケットからバスケ部のチラシを見た。


私「初心者大歓迎……? 絶対嘘だよね…」


帝光高校のバスケ部は、全国の中でも1位と言っていいほど強い


さすがに、初心者からは…


?「嘘じゃないよ」


私「え!?」


あれ、この声 もしかして…… と、思いつつ後ろを振り向く


赤「初心者でも、バスケが好きならすぐに、上達するよ」


私「そうなん…ですね。」


やっぱり、赤司くんだった。


それに、独り言が大きかったのか聞かれていた様子…


赤「君もバスケ部に?」


私「いや、私は… これは、もらっただけなので」


赤「そうか。 それより、君の名前は?」


私「私は、谷川 Aです。」


赤「僕は、赤司征十郎。 よろしく。 あと、敬語じゃなくてもいいよ」


…名前はもう知ってる。


私「はい……あ、うん!」


赤「僕はもうそろそろ、部活動見学に行こうかな。
それじゃあ、また明日、谷川。 」


私「あ、また明日!」


赤司くんが、体育館に行こうとしたのを確認し、私も帰ろうとする。


赤「あ、そうだ。 」


私「え?」


赤司くんが振り返り、私に話しかける




赤「自分がやりたいことをしないと、後悔するよ」


と言い、体育館に向かっていった。


なんだか、心の中を読まれた気分…


自分のやりたいこと…か

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作者名:miwa Yamamoto | 作成日時:2018年4月7日 5時

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