黒子のバスケ〜千光恋火の花は永遠【笠松】

千光恋火　２９輪 ページ29

なんか女子の黄色い声が、幸男と話していると聞こえた。





その為に、ここから移動することにした。



ま、慣れている幸男も、バスケの部員の人も何も思わない。






珍しくもない。





体育館に訪れる、女子なんて。






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あ「嫌だなぁ・・・」







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幸男を見に来ている人もいるはずで。





モテないはずないじゃない？


私の幼馴染って。









酷く単純な考えをする、私も嫌。









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あ「私だけ、幸男が見えてればいいのに・・・・・」







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そんな魔法みたいなことがあるわけないのに。





誰も居ない図書室で呟いた言葉。









あなたが好きって、



届けたいくせに言えない私は、







どの女子よりも、意気地なし。

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