黒子のバスケ〜千光恋火の花は永遠【笠松】

千光恋火　２１輪 ページ21

幸男に、電話した後のことを聞かれた。




両親が帰ってくる前に飲んだ薬のせいかもしれない。


それでも、意識が遠のいっていったのは事実で。






変に気を遣わせないようにしたっかった。






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あ「・・・・んーとね」




笠松「嘘つくなよ？」






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幸男が馬鹿みたいに、親切なのがいけない。



優しいと、親切は、違うの。






私は、親切な幸男が大好き。





その反面、苦しかったりするの。







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あ「気を失った」



笠松「っ・・・・平気なのかよ」



あ「へーき。薬のせいかもしれないし、ね？」









.









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また、心配かけて。



私は何て女だろう。






昔から、こういう事話すとね。



幸男は 傷ついたような、哀しい表情をするの。








私は、好きな人とは笑って話ていたいよ。






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作者の雑談(優しさと、親切について)。




親切と、優しい、って違うんですって。


京都か奈良の修学旅行へ行った時の、お寺のお坊さんのお話で知りました。





こんなお話でした。






駅の階段で、重そうな荷物をもったお婆さんがいます。


あなたは、それを助けようとします。



なんて言葉をかけますか？




「お荷物をお持ちしますか？」


と、かけますか？



それとも、


「お荷物を持たせてもらってもいいですか？」


ですか？




この二つでは全く違うそうです。


前者が優しさ(だったと思います)、後者が親切だそうです。



前者は よく考えると解りますが、上から。


後者は自分から進んでやっている。



そこで、違うらしいんです。




優しさだけでは、天国にはいけないそうです。


親切の心を持った人が、天国へいくそうです。









少し、お茶目な感じのお坊さんでした。


でも、お話はとっても奥が深かったです。



修学旅行は去年の話なのに、まったく記憶にない私ですが覚えてます。

これだけは。








長々と、お話すみませんでした。

少しでも、わかった、と思って頂くことができましたら嬉しいです。

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