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目を射る話-3 ページ5
「で、ケンカしたのか」
『うっ......うん...』
カノとケンカした。
それで、つーちゃんの部屋に逃げた。
カノと、ケンカをしたのは久しぶりだった。
私は、自身の考えを言葉に表すのがヘタだし、カノはそれをわかって、表情だけで汲み取ってくれる。
また、また、私は_____。
「キド、そこにAいる??」
私がまた、自身の思考の闇に堕ちていたら
つーちゃんの部屋をカノが訪ねた。
「ああ、いるぞ」
シン兄の場所に逃げようか......。
「A。逃げないで」
『っ......』
ごめん、ごめん、ごめん......。
弱虫でごめん。私は、カノの____
メカクシ団のみんなの、傍にいる資格なんてない......。
だから、ごめん。
取り敢えず、色々と整理しよう。頭がこんがらがりそうだ。
『ごめん、カノ。またね、つーちゃん』
私は、カノの横を走りシン兄の家へ向かった。
.次回 目を射る話-4.
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作者名:HONEY×BLOCK | 作成日時:2017年5月10日 17時