蜂蜜糖度……11{K.M side} ページ13
「燃やさねぇよ(笑)」
『だよな(笑)』
『ほら、出来たぞ。ドレスドオムライス』
「おー、オシャレだな((ニッ」
『やーっと、心から笑ってくれたな』
何言ってんだ?
「俺は最初っから……」
『心から笑ってないだろ?他の人から見たら気付かないけど、私はわかるぞ、多分 高尾も気付いてる』
『なぁ、何をそんなに抱え込んでるんだ?』
「…言いたくねぇよ」
『まぁ、今は言わなくてもいいけど。言いたくなったら、何があっても時間空けるからな。いつでも言えよ?』
相変わらず、ウザイくらいに優しい。
……俺は、いつまでこいつの優しさに縋るんだろう。
『食い終わったら、風呂入って寝よ。私の部屋でいいっしょ?』
年頃の高校生が男女で同じ部屋ってどうなんだろう。
でも、Aがそう提案してくるって事は、俺はAの〔恋愛対象〕には入ってない、ってこと。
俺の中ではAは〔恋愛対象〕なんだけどな……。
「あぁ、Aが入ってる間に布団持ってきとくわ」
『OK、じゃあ私はさっさと入るわ』
〈俺はいつになったらお前の恋愛対象に入れるんだ?〉
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紅リング(プロフ) - 3票目に☆を押しました!!これからも私の小説を読んで頂けると幸いです!! (2016年9月25日 1時) (レス) id: 335c848095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三輪レイナ | 作成日時:2016年7月26日 6時