蜂蜜糖度……9 ページ11
「A……、」
『清志、お願いだから、溜め込まないでくれ…』
私は今日部活をするのは無理そうだと思い大坪に私たちは帰ると伝えた。
『清志、帰ろう』
「……あぁ、((ニッ」
「ムニッ))なにふんだょ」
『無理やり笑うな』
「へいへーい」
『今日は何がいい?』
「Aの作ったモンだったらなんでも」
清志、私のことを突き放してもいいから、
自身が壊れるギリギリまで我慢するのはやめてくれ。
『ちょっと、そこの公園に寄ろう』
「あ?んでだよ」
『清志、貴方はとても優しい人だ』
「は?いきなりなんだよ」
『でも、その優しさゆえに色々なものを抱え込み過ぎている』
清志の問いに答えずに私は思っていることを言った。
『だから、今は好きなだけ泣いて、吐き出していいよ』
「…んで、お前は 俺をそんなに、理解してんだよ…」
『昔からの付き合いだからな、それぐらいわかるさ』
「……家帰るぞ…」
「こんなところじゃ、泣けねぇし……」
『そうだな、じゃあ、帰るか』
《清志、独りで抱え込むのはやめてくれ》
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紅リング(プロフ) - 3票目に☆を押しました!!これからも私の小説を読んで頂けると幸いです!! (2016年9月25日 1時) (レス) id: 335c848095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三輪レイナ | 作成日時:2016年7月26日 6時