限界オタクが最推しにプラベで会うことになった件。【桃】

プラベ16日目 ページ19

ーAsideー
あと3日でライブの日。

楽しみだなぁ。

服とかも用意したし…

さとみくん見れるし…！！！

早く帰って動画見よ。

校門に出るとさとみくんがいた。

「さ、さとみくん…！？ライブ前で忙しくないの！？」

さ「あーーーまぁまぁまぁwってことでね？」

ひょいっと手にもったバックを掲げる。

見慣れないピンクの女の子が持っているようなキャリーケース。

どゆこと…？

さ「一緒に行こっか！」

…はい？

「今なんて？」

さ「一緒にライブのとこまでもういこっかって」

「なにいってるんです？」

さ「え、いってくんないの？」

「だって泊まりですよ?ホテルとか取ってないですしライブの準備もちゃんとしてません！！！」

さ「え？ホテルは俺らと同じとこ取ってるしライブの服とかなかったら俺たちで用意するよ？」

「なにその用意周到すぎるシステム」

さ「ま、飛行機乗り遅れるから空港行こっか。」

「まってもう行くとか知らない」

さ「はいのってのってー」

、

、

な「あーAちゃんー」

り「お！！きたー！！！」

「はぁっはぁっ…なんでみなさん…そんなおどろいてないんです…？」

る「だってさとみくんとみんなで計画しましたから」

こ「こんなにうまくいくとは思わなかったけどww」

さ「んじゃあいくかぁ」

「まってまってツッコミどころ多すぎ」

ジ「さとちゃんめっちゃわくわくしとったもんなぁ」

さ「まぁそりゃねぇ」

「最低誘拐ピンクイケボ」

さ「推しにそんなこと言うんだー」

「この件はひどいもん」

さ「じゃあオキニの子作っちゃおーかなー」

「それだけはやめてくださいピンクイケボゲーマ愛するさとみくん」

さ「それでいいんだよ。」

な「早く飛行機行くよー！」

さ「ういー」

「はい…」

、

、

な「Aちゃんここね！さとみくんよろしく！」

さ「うわぁーい」

え、まって押しと隣の席は聞いてない。

さ「ばりねむい肩かして」

さとみくんがわたしのかたにこつんと頭を乗せる。

待って私もう命日かもしれない()

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