限界オタクが最推しにプラベで会うことになった件。【桃】

プラベ23日目 ページ28

ーさとみsideー
ライブが始まる直前。

俺はなーくんに言葉をかけた。

さ「なーくんごめん、ファンサ、偏るかもしれない。」

な「そんなんわかってるに決まってるでしょwAちゃんにでしょ？w」

ジ「そんなんばれてんねんw」

さ「俺はもう思った上で贔屓してる。ごめんだけど俺はもうどうしようもないから。」

な「わかってるよ。さとみくんの思いは。wだから俺たちでカバーするから安心してよw」

ジ「そーやでwお前はAちゃんにかっこいいとこみせとけばいいんやw」

さ「当たり前だろ誰よりもかっこよく見せる。」




ライブが始まってAちゃんをすぐ見つける。

手をふって笑顔をAちゃんに向ける。

Aちゃんは笑顔で手を振り返してくれる。

もうAちゃんにしか目が行かなくて。

かわいい。誰にも取られたくない。

その言葉がライブ中でも頭に入る。

誰よりもかっこよく、

Aちゃんを惚れさせなきゃ。



ーAsideー
ライブが始まって、すぐにさとみくんをみつけた。

私の近くにはさとみくんリスナーがたくさんいて、

ファンサを待ってる声が聞こえた。

さとみくんは私のものだから、

絶対に渡さない。

さとみくんはすぐにこっちに気づいて手を振ってくれる。

あきらかに私に向けられたもの。

私は笑顔になって振り返す。

他の人にファンサ向けちゃだめだもんっ、

絶対、さとみくんを惚れさせなきゃ。



ーころんsideー
さとみくんの明らかに偏ったファンサの量。

Aちゃんに向けてなのはもうわかってる。

Aちゃんも鈍感だなぁ。

さとみくん他に誰にもファンサしてないよ？

Aちゃんにしかしてないのに、

気づかないんだもんw

さとみくんもここまでなことは今までなかった。

本気なんだなぁ。

こ「さとみくん、ファンサ偏りすぎ、」

通り過ぎるときにぱっという。

さ「わかってる。わかってて贔屓してる。」

さとみくんの凛とした真っ直ぐな目。

そこまで本気なんだね。

こ「まぁいいよwアピールしときなw僕たちでカバーするから。」

さ「ありがと。」

ここまで来たんだったら、

さっさと付き合って、幸せになれよ。w

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