デンジャラスデイズ-7 ページ7
Aside
司「あっそうだお姉さま、私は今日放課後に紅茶部の方へお邪魔しに行くのですがご一緒にd A「何してるの司君早く行こ?」
…oh、予想通りの反応すぎてもう何も思わなくなってきましたよ。
と言うか、放課後って聞いてました?」
A「うん、ちょうど今日はどこもプロデュース無いからね!」
司「話聞いてます?」
それは、私がお昼にたまったま廊下で会った司君と天気が良いので屋上でお昼御飯を一緒に食べていた時のこと。
何と、私はほんっとにたまったま合法的に紅茶部に行ける理由ができてしまったのだった。
…そう、紅茶部と言えば凛月君の所属している部活!!
これは何としてでも行かなければ…なんて意気込んでいればちょうど昼休みの終わりのチャイムが鳴った。
司「では“放課後に”ガーデンテラスで集合とのことなので“放課後に”是非来てくださいね!
それではまた!」
そう言いながら、広げていたお弁当をたたみ腰を上げた司君。
それを見て、私もささっと片付けをしながら
A「おっけー、ありがとばいばい〜!」
と遠くなっていく背中に返す。
それにしても、司君“放課後に”って念押ししすぎでしょ…そんな信用ならないかしら。
まぁそんなことより、後約2時間耐えるだけで合法的に凛月君とお茶できるなんて…ふふふふふ
ーーー
ーー
ー
英智side
ー放課後のガーデンテラスー
凛月「…ねぇ、エっちゃん?
何であいつがここにいるのかなぁ…??」
いやぁ、僕に聞かれても…と心の中で返す。
だって、連れてきたの僕じゃなくて司だしね。
と、そんなことを思っていればAちゃんが
A「ふふ、私はいつでもどこでも凛月君の近くにいるよぉ❤️」
と言いながら、手でハートを作りウインクをした。
すると、それは効果覿面だったようで凛月君は一瞬の内に机に突っ伏した。
あ、効果覿面って確実にキュンッ❤️とかの方じゃないと思うよ。
…と言うか、僕的には普通に可愛かったと思うんだけどな。
もしや凛月君の好みって意外とマイナーな感じなのかな?
男の子の好みは難しいねって思ったけどちょっと耳赤くないかい凛月君?
まぁ見なかったことにしてあげようか。
凛月「ぉぇぇ、ぎっも…。」
ふと、隣の突っ伏している彼からそんな声が聞こえる。
それを聞いたAちゃんは
A「え、何可愛い?ありがと〜!!」
と言った。
…Aちゃんに耳鼻科を紹介してあげようかな。
245人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アカサ。 | 作成日時:2021年3月29日 14時