検索窓
今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:34,911 hit

デンジャラスデイズ-2 ページ2

凛月side

それから少しして、あの子はまだなのかなと思いふと扉の方を見ればいきなり勢いよく扉が開いた。


と思ったら、これもいきなり勢いよくあの子は目を瞑り言い放った。






A「大好きです!!」



と。



もう、俺も黄色いふわふわ頭君も開いた口が全くもって閉じる気配がない。


…あの子、目瞑っちゃってるからふわふわ頭君がいるのわかってないんだろうなぁ。




そんなこんなで、俺がどうしようと固まっていると俺の横にいたふわふわ頭君が「haha〜宙もプロデューサーのこと大好きな〜!」と言いながらあの子に抱きつきに行った。


そして、声に違和感を感じてあの子が瞑っていた目を開けようとする。




あ、これ気まずくなるやつ。


俺はそれを感じとり、俺はまだ来てなかったことにしようと決めあの子が目を瞑っている今のうちにと静かに屋上から出るため扉に手を掛けた。


その瞬間、あの子に抱きついていたふわふわ頭君が「hehe〜お兄さんどこ行くのな〜?」とか言ってきやがった。





そのせいで、あの子はそれまで怖くて開けていなかったらしい目を一気に開け状況を把握してしまったらしく固まってしまった。

うわ言見たいに「そ、そらく、ん??え、??」とか言ってる。







…何これ、かつてないほど気まずい。


それから少しして、俺はその気まずさに耐えかねて「じゃ、じゃあまた…?」と言い屋上からとんずらした。







,








次の日からだ。


全てがおかしくてデンジャラスになってしまったのは…。






そう、あいつがついにプロデュース科テストケースとしていきなり正式に2-Bに来たのだ。

俺的には、もうプロデュース科のテストケースも終わって一生会うことは無いと思ってたのにまさかの(仮)を外しただけで次の日にまた会うとは思わなかった。


と言うか、本人ももう会えないと思ったから告白しようと思ったのだろう、可哀想に。




…正直、昨日のことなのでとっても気まずいがあっちも気まずいだろうから話しかけてきたりはしないだろう。


それが唯一の救いだと思った。


あの時はそう思ってたんだ。









A「ねぇ凛月君、抱きついてもいい!?」

凛月「は??」


…そう、あの女は俺の予想の遥か上を飛び越えていったのだった。

ーーー
ーー


なんて、回想を挟んでる間に何とかAを撒きました。


はぁー…何だか、こんな生活続けてるせいで体力ついちゃった気がする…。

絶対感謝はしないけどね。

デンジャラスデイズ-3→←デンジャラスデイズ-1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
245人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アカサ。 | 作成日時:2021年3月29日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。