デンジャラスデイズ-2 ページ2
凛月side
それから少しして、あの子はまだなのかなと思いふと扉の方を見ればいきなり勢いよく扉が開いた。
と思ったら、これもいきなり勢いよくあの子は目を瞑り言い放った。
A「大好きです!!」
と。
もう、俺も黄色いふわふわ頭君も開いた口が全くもって閉じる気配がない。
…あの子、目瞑っちゃってるからふわふわ頭君がいるのわかってないんだろうなぁ。
そんなこんなで、俺がどうしようと固まっていると俺の横にいたふわふわ頭君が「haha〜宙もプロデューサーのこと大好きな〜!」と言いながらあの子に抱きつきに行った。
そして、声に違和感を感じてあの子が瞑っていた目を開けようとする。
あ、これ気まずくなるやつ。
俺はそれを感じとり、俺はまだ来てなかったことにしようと決めあの子が目を瞑っている今のうちにと静かに屋上から出るため扉に手を掛けた。
その瞬間、あの子に抱きついていたふわふわ頭君が「hehe〜お兄さんどこ行くのな〜?」とか言ってきやがった。
そのせいで、あの子はそれまで怖くて開けていなかったらしい目を一気に開け状況を把握してしまったらしく固まってしまった。
うわ言見たいに「そ、そらく、ん??え、??」とか言ってる。
…何これ、かつてないほど気まずい。
それから少しして、俺はその気まずさに耐えかねて「じゃ、じゃあまた…?」と言い屋上からとんずらした。
,
次の日からだ。
全てがおかしくてデンジャラスになってしまったのは…。
そう、あいつがついにプロデュース科テストケースとしていきなり正式に2-Bに来たのだ。
俺的には、もうプロデュース科のテストケースも終わって一生会うことは無いと思ってたのにまさかの(仮)を外しただけで次の日にまた会うとは思わなかった。
と言うか、本人ももう会えないと思ったから告白しようと思ったのだろう、可哀想に。
…正直、昨日のことなのでとっても気まずいがあっちも気まずいだろうから話しかけてきたりはしないだろう。
それが唯一の救いだと思った。
あの時はそう思ってたんだ。
A「ねぇ凛月君、抱きついてもいい!?」
凛月「は??」
…そう、あの女は俺の予想の遥か上を飛び越えていったのだった。
ーーー
ーー
ー
なんて、回想を挟んでる間に何とかAを撒きました。
はぁー…何だか、こんな生活続けてるせいで体力ついちゃった気がする…。
絶対感謝はしないけどね。
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作者名:アカサ。 | 作成日時:2021年3月29日 14時