第五夜 ページ9
ここからはほとんど原作沿いではないと思います。
□□□
〜バルバッドホテル内〜
ｼﾝ「さてと、君にはたくさん聞きたいことがあるんだが…まずは」
『……』
ｼﾝ「何故、あの“ルーナ王国”の王がこんなとこにいるのか……何故、ジュダルを知っているのか…それをお教え願おうか」
ﾆｺﾘとわざとらしい笑みでシンドバッドさんはこちらに問いかけてきた。
それを見てとりあえず私も愛想笑いをしながら、シンドバッドに問いかけた。
『シンドバッド殿…私も、何故貴殿のような方がこのような場所に居るのかが知りたい』
ｼﾝ「ハハッ、“漆黒の王”は威勢がいいなぁ」
『ハハッ、“七海の覇王”の女ったらしぶりには負けますよ』
ちなみに、紅玉のことははまだ根に持ってます。
ｼﾝ「ふむ、まぁ俺たちはバルバッドには外交のために来たんだ」
『へぇ、そうなのですか。私は………
“ジュダルを助けに来ました”』
「「?!!」」
『と、言ったら、貴殿はどういたしますか？』
意地悪っぽい笑みを浮かべて、シンドバッドさんを見る。
さて、この方々は…私達を敵と見なすか…それとも…味方と見なすか……どちらだろうな。
ｼﾝ「ふ、ははっ…!!君は、面白いなぁ…私、相手に腹の探りあいのようなことを仕掛けてくるとは…まぁ、そんなことはいい。本当の目的は…?」
やっぱり、バレていたか……私達の“本当の目的”…。
『まぁ、いいでしょう。私達の目的は…“スラムの人間を我が国に迎え入れる”ことだ』
ｼﾝ「何…?」
ｼﾞｬｰ「な、何を仰ってるのですか?!」
ｱﾘ「っ…?」
ｱﾙ「ねぇ、A。僕、お腹が空いちゃったよ。さっきの魔法でかなり体力使っちゃったから…」
アルファはｷｭﾙﾙと可愛い腹の音を鳴らせる。
『そうだったな。食事にするか…』
ｱﾘ「ちょ、ちょっと、待って下さい!!」
『なんだい？アリババくん』
ｱﾘ「あの、あのっ…聞きたいことたくさんあってよくまとまらないんですけど…」
『あぁ、ゆっくりでいいさ』
ｱﾘ「とりあえず、その貴方の後ろにいる…アラジンと物凄く似ている人は誰ですか…?」
ｱﾙ「…僕のこと…知らないんだ。アラジンには、何も聞いてないのかい?」
ｱﾘ「は、はい」
どうりで…たがらあんな慌てかただったのか。
ｱﾙ「僕は、アルファ!僕が選んだ、我が王の器のため…Aためにいる……四人目のマギでアラジンの実の兄だよ」
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ゆき - 本当に面白いです！！！ (2015年9月6日 20時) (
レス) id: 5b1d61c9d4 (このIDを非表示/違反報告)
maya＊(プロフ) - もじーたさん» 更新だいぶ遅れてごめんなさい！まだ、こうして待っててくれた人がいたとは…！感激です！これからは、ちょくちょく更新したいと思うのでよろしくお願いします！ (2015年8月23日 0時) (レス) id: 7db6d97053 (このIDを非表示/違反報告)
もじーた(プロフ) - 待ってました！おかえりなさい！これからも、更新楽しみにしてます♪ (2015年8月21日 21時) (レス) id: 022cb9a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アナ - 読ませてもらいました｡面白いです。続きが楽しみです。 (2015年6月20日 1時) (レス) id: 43bbe7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
na - すごいです!やばいです !面白すぎです！！便新頑張って下さい！(^∀^)/ (2015年5月7日 16時) (レス) id: f5f78ba868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maya＊ | 作成日時：2015年3月14日 18時
