【マギ】約束を果たそうか【逆ハー】

第二十一夜 ページ26

『紅炎。紅炎！ホントに結婚してくれる？』
紅炎「信じられませんか？」
『ムー。だってぇ……』
紅炎「はぁ……なら、この私の首飾りを預かっていてください」
『えっ！？この綺麗な首飾り取っていいの！？私が持ってていいの！！？』
紅炎「はい。ですから、絶対無くさないでくださいね。私が迎えに行くまで…。この首飾りを持っていてください」






＿＿＿「必ず迎えに行きますから」


□ □ □


『……結局、そんな約束も叶わない』


ごめん、紅炎。私は結婚よりやりたいことがある。
今回、絶対にこの機会を逃したくない。
私は……必ず。






『アル・サーメンをぶっ潰す』


絶対、必ず……！

約束だもんね…お父様。待ってて、もう少しで約束守れるから。
私は今までそのために強くなってきた。


私の手の中にあるネックレスは月に照らされ妖しく光る。

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