第十九夜 ページ24
城へ戻ってた私達大広間に入ると、
「「おかえりなさいませ！我等が王！！」」
家臣達が跪き頭を垂れながら迎える。
私は笑顔で『ただいま』と返す。するとバンッと大きな音をたて扉が開かれた。
「A/様！」
『ただいま…
ソフィア、グレン』
私の部下、そして我がルーナ王国四天王の二人だった。
ｸﾞﾚ「AAAっ！！どうして連絡してくれなかったの！？ボクいつも言ってるよね！？島から出る間は一日五回は連絡ちょうだいって…！なのに、なのになのになのになのにっ…！」
『…すまない。今回は忙しくてな。大切な友人を失うところだった』
ｸﾞﾚ「ボクよりそいつの方が大事なの！！？ひどい、ヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイよ！！！」
『グレン…』
機嫌が悪いグレンはヒステリックに叫ぶ。
ｿﾌｨ「黙れヒステリック男！A様を困らせるな！！」
ｸﾞﾚ「なんだと、この性悪女！！！」
あー、また始まった。この二人のケンカ…。
ｿﾌｨ「誰が性悪女よ！童顔ヒステリック！A様はアンタのモノじゃない！！」
ｸﾞﾚ「うっせぇよ！猫かぶり！！」
ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ
『…』
私は静かに大広間をでた。そして、大事な部下を探す。
『メディいるかー！？』
廊下でそう叫ぶと直ぐ様来た。
ﾒﾃﾞｨ「ハッ、ここにおります」
『久しぶりだな』
ﾒﾃﾞｨ「はい。我が王…おかえりなさいませ」
『ただいま』
メディシン。伝説のファナリス。私の大事な部下で四天王の一人。
『変わったことは？』
ﾒﾃﾞｨ「特にはございません。現在、軍事も商業も安定しております」
『そうか、お疲れ』
ﾒﾃﾞｨ「そういえば……A様」
『なんだ』
ﾒﾃﾞｨが思い出したように言う。
ﾒﾃﾞｨ「煌帝国の炎帝……練紅炎殿から文が何通も届いておりました」
『…それはどこに？』
ﾒﾃﾞｨ「それが…届いた瞬間にグレンとアルファが燃やしてしまって、ですが一通だけは死守しましたので…これを」
あいつら後で殴ると心に決めながら、文を受けとり開封して内容を見る。
内容は煌帝国にこい。と言う内容だった。
『…三日後に煌帝国へと向かう。準備に取りかかれ。炎帝にもすぐ向かうと伝えておいてくれ』
ﾒﾃﾞｨ「承知」
『それと』
私はﾒﾃﾞｨに低い声で言う。
『今回、炎帝との話し合い次第では戦争になるかもしれない。軍事を進めておけ』
ﾒﾃﾞｨ「承知…」
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ゆき - 本当に面白いです！！！ (2015年9月6日 20時) (
レス) id: 5b1d61c9d4 (このIDを非表示/違反報告)
maya＊(プロフ) - もじーたさん» 更新だいぶ遅れてごめんなさい！まだ、こうして待っててくれた人がいたとは…！感激です！これからは、ちょくちょく更新したいと思うのでよろしくお願いします！ (2015年8月23日 0時) (レス) id: 7db6d97053 (このIDを非表示/違反報告)
もじーた(プロフ) - 待ってました！おかえりなさい！これからも、更新楽しみにしてます♪ (2015年8月21日 21時) (レス) id: 022cb9a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アナ - 読ませてもらいました｡面白いです。続きが楽しみです。 (2015年6月20日 1時) (レス) id: 43bbe7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
na - すごいです!やばいです !面白すぎです！！便新頑張って下さい！(^∀^)/ (2015年5月7日 16時) (レス) id: f5f78ba868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maya＊ | 作成日時：2015年3月14日 18時
