検索窓
今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:74,146 hit

第十二夜 ページ16

さて、これからどうするか…スラムの人をこのまま連れていくか……いや。そのまえに、バルバッドの王に許可をとる…か。


『黒連』

黒連「あぁ、承知…。アルファ、絨毯で王宮に向かってくれ」
アル「りょーかいっ」


私達は、こうして王宮へ向かった。


〜バルバッド王宮〜

『失礼する』


バンッ


扉を開けて、アブマド王の前へとつかつか歩いて行く。


アブ「?誰でしか…!?」
『ほぅ…。私を忘れているようだな。アブマド…』


アブ「だ、誰か!この者を捕らえるでしーーー!!」

『……』


アブマドがそういうと兵は一斉に槍や剣をこちらに向けた。


黒連「…身の程知らず共が」


黒連がドスのきいた低い声で周りをギロッと睨みつける。


アル「フフッ、その剣を今すぐ降ろさないと殺しちゃうよ?」


アルファはニコッと笑うが目が笑っていない。

今、思ったが本当に私の部下は恐ろしいな。


アブ「お、お前ら、何逃げ腰になってるでしか!?殺せぇぇぇぇ!!!」

「「う、うぉぉおぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!」」


馬鹿な奴だ。こんな奴よりまだアリババ君の方が何倍もマシだな。


スゥッと深く息を吸う。


『私はルーナ王国!!!!二代目国王!!!!!!Aだ!!!』


キーーン


アブ「ル、ルーナ王、国!!?」
『文を送ったはずだが届いていないか…?』

アブ「あ、あぁ!そそそういえば、届いていたでしよ〜!」

『なら、要件は分かっているな?』

アブ「ぇ…」

『我々は…“バルバッドのスラム街の人々を引き取りたい”!!!!』

アブ「はぁぁぁぁっ!!?(焦」


アブマドはとても焦ったように大声で言う。


アブ「そ、それは、無理でしよ!!!!」
『何故だ』
アブ「今、バルバッドの権利は全て煌帝国にあるからでし!!!!」
『!!?』


黒連がアブマドに睨みをきかせ問う。


黒連「どういう事だ?文はかなり前に出した。バルバッド先王もこの案を昔から賛成なさっている」

アブ「っ…それは……」

『もういい!弟のサブマドはどこだ!!?そいつに訳を聞く!!!』

アブ「今は居ないでし…」


チッ、どいつもこいつも使えない。しょうがない…。


『日を改めよう…』

アブ「……」

『次会った時、また聞こう…では』

黒連「…チッ」
アル「…(ムスー」

第十三夜→←第十一夜カシムside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (194 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
設定タグ:マギ , 最強主 , 依存   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆき - 本当に面白いです!!! (2015年9月6日 20時) (レス) id: 5b1d61c9d4 (このIDを非表示/違反報告)
maya*(プロフ) - もじーたさん» 更新だいぶ遅れてごめんなさい!まだ、こうして待っててくれた人がいたとは…!感激です!これからは、ちょくちょく更新したいと思うのでよろしくお願いします! (2015年8月23日 0時) (レス) id: 7db6d97053 (このIDを非表示/違反報告)
もじーた(プロフ) - 待ってました!おかえりなさい!これからも、更新楽しみにしてます♪ (2015年8月21日 21時) (レス) id: 022cb9a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アナ - 読ませてもらいました。面白いです。続きが楽しみです。 (2015年6月20日 1時) (レス) id: 43bbe7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
na - すごいです!やばいです !面白すぎです!!便新頑張って下さい!(^∀^)/ (2015年5月7日 16時) (レス) id: f5f78ba868 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:maya* | 作成日時:2015年3月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。