第十一夜カシムside ページ15
主人公を23歳に変えます。喋り方は、他人には少し丁寧な男口調で親しい人だと『そうだねー』とか緩くなります。ヘラッとして『あはー』と笑うのが癖です。
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カシムside
ザイ「ねぇ…カシム。アンタ、本当に王宮に攻めこむのかい…?」
ザイナブが不安そうに話しかけてきた。今更、何言ってんだ。何が、不満なんだ…!
ハッ「…母ちゃん」
カシ「…そうだ。お前らは、王族に…自分の家族殺されたんだぞ!?黙っていられるのか!!?」
俺が、そういうとコイツらの目の色が変わった。
「そうだ…アイツらが……」
「俺の家族を……」
「悔しい…憎い……殺したい」
__コ ロ シ テ ヤ ル
そうだ。王族のせいで家族が…っ!
マリアムが…!!
カシ「絶対許さない…」
だから、もう…あの約束を忘れよう。
__『カシム!』
俺の頭の中にアイツの笑顔がよぎる。
アイツが居なくなってから、何年経ったけなぁ…
__『カシム!大丈夫だよ!私が、大きくなったら必ず迎えに行くから!』
__『だから、もう…憎しみに任せて…人を殺さないで……カシムのあんな顔、もう見たくないから』
__『ね!約束!私が、君を助けるから!それまで、待ってて。でも、何かあった時は…』
__『私の“名前”を呼んで…すぐに飛んでいくよ!』
__『だから、約束!』
そう言って、俺の汚い手をあの小さな手で握ってくれた。
ごめん。ごめんな…っ。
カシ「約束…破っちまって…ごめん…」
カシ「戦う前にもう一度…お前の顔を見たかった…」
もし、俺がこの戦いに勝って…もしっ、またお前と出逢えたらお前は俺にあの時のような笑顔を見せてくれるか…?
__A。
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ゆき - 本当に面白いです!!! (2015年9月6日 20時) (レス) id: 5b1d61c9d4 (このIDを非表示/違反報告)
maya*(プロフ) - もじーたさん» 更新だいぶ遅れてごめんなさい!まだ、こうして待っててくれた人がいたとは…!感激です!これからは、ちょくちょく更新したいと思うのでよろしくお願いします! (2015年8月23日 0時) (レス) id: 7db6d97053 (このIDを非表示/違反報告)
もじーた(プロフ) - 待ってました!おかえりなさい!これからも、更新楽しみにしてます♪ (2015年8月21日 21時) (レス) id: 022cb9a4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アナ - 読ませてもらいました。面白いです。続きが楽しみです。 (2015年6月20日 1時) (レス) id: 43bbe7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
na - すごいです!やばいです !面白すぎです!!便新頑張って下さい!(^∀^)/ (2015年5月7日 16時) (レス) id: f5f78ba868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maya* | 作成日時:2015年3月14日 18時