第十三話 ページ13
煉獄side
Aが少年に会いに行っている間俺は胡蝶と雑談をしていた
胡蝶「そういえば煉獄さん、彼女とどこまで行きましたか?」
煉獄「ぶ!」
危ない危ない!お茶を吹き散らかすところだった!
胡蝶「あら?そのご様子だとまだなようですね」
煉獄「Aは継子だ!何にもないぞ!」
胡蝶「本当ですか?少なくとも煉獄さんは彼女をただの継子としてみてませんよね?炎の呼吸から違う呼吸を派生させそれを使っている、普通なら自立せてます」ズッ
優雅にお茶をすする胡蝶
何故分かるんだ!心が読めるのか!?それとも俺がわかりやすいだけなのか!
煉獄「…うむ!その通りだ!俺は彼女を好意の目で見ている!」
胡蝶「あら、開き直りましたね」
煉獄「そこまで見破られていれば開き直るしかないだろう!」ハッハッハッ
胡蝶「それもそうですね」
はっはっは!
ふふ
胡蝶「…でも凄いですね、煉獄さんから向けられる好意に未だ気づいてないAさんはよっぽどの鈍感さんですね。もう柱の方は全員分かってますのに」ニコニコ
煉獄「よもや!全員分かっていたのか!?」
あなたも貴方で鈍いですねと胡蝶に言われた
ふむ…そんなにわかりやすいのか…
胡蝶「まぁ、頑張ってください。そろそろAさんが来る頃でしょう」
そういった次の瞬間
コンコン
煉獄「入っていいぞ!」
胡蝶(私の部屋なんですがね…)
入ってきたのはAだった!よもや!胡蝶の言った通りだったな!
煉獄「もう挨拶は済んだのか?」
こくりと頷く彼女はとても愛らしい、見てるだけで心が休まる
俺は彼女の頭を撫でながら
煉獄「まだ時間もある事だし街に行ってみないか?今日は任務もないだろう?」
そう言うとAはパッと顔を上げ激しく頷いた
煉獄「はは!では行こうか!胡蝶!失礼する!」
胡蝶「はい、またいらしてくださいね」ニコニコ
部屋を出ようとすると胡蝶がAに何か話した
すると彼女の顔がだんだん赤くなった
煉獄「?どうかしたか?」
顔を覗き込もうとするとAは素早く俺の背後に周り早く行くようにと背中を押した
その行動があまりにも可愛らしくてつい頬が緩む
煉獄「ははっ!そんなに急がなくても時間はある!」
胡蝶「あらあら」ニコニコ
一体胡蝶はAになんと言ったのだろうか
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まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2021年1月10日 16時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - 凪。さん» 返信、ありがとうございます。貴方の作品、大好きになりました! (2020年11月23日 14時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
凪。(プロフ) - モブちゃんさん» もう本当に僕が煉獄さんの腹に巻き付くように抱きついて盾になりますから死なないでぇー!!って感じですね!!コメントありがとうございます!!更新頑張りますね!! (2020年11月21日 22時) (レス) id: 57598e8d89 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - 失礼しました。とても素敵な作品ですね。キュンキュンします。更新、頑張ってください。 (2020年11月21日 21時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - 煉獄さーん!死なないでくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ 私が代わりに死にますからぁぁぁー! (2020年11月21日 21時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪。 | 作成日時:2020年11月8日 4時