女子の闇

裏切り ページ12

私は最近友達が減ってきた。


なぜなら、店長や先生に生意気な口を聞いている事が噂として立っているからだ。


本当の事だから私は気にしていない


｢ほんとにやったの？笑｣なんて聞いてくるやつがいるけど、私は｢そうだけど？｣と言って受け流している


そんな私には最近、新しい友達が出来た。


2組の藤井 あかね


私の事をよく理解してくれて、とても接しやすい子だ


あかね｢ねぇねぇ！今日も一緒に帰ろ！｣


私｢うん！｣


友達が減ってきた私はすごく嬉しかった。


嬉しかった…のにな……



ーーーー翌日ーーーー

ガラガラ


私｢おはよぉ｣


いつものように教室に入ると、みんなの視線が気になった


何故か、みんな私を見ている


中にはくすくすと笑っているやつもいたり


見て見ないふりをしている奴もいる


なんだ？


疑問を抱えて席の方へ近づくと、椅子がない


机には｢バカ｣｢学校来るな｣｢目ざわりだ！｣
などの言葉が油性ペンで書かれていた


私(ついにここまで来たんだ…)


そう。これはれっきとしたいじめだ。


私は黙っているのが悔しくなっため、何もなかったかのように


私｢誰かー！私の椅子知らなーい？｣


と明るく言った


すると、1人が言った


｢お前の席なんて最初からねえけど？｣


もう1人が言った


｢同じ空気吸うとかマジで無理。｣


また1人


｢出てけよ！｣


ここに私の見方はいない。


仕方がないから唯一の友達であるあかねの所へ行った


私｢あかねー！｣


あかね｢……何？｣


私｢あれ？あかね、元気ない？｣


あかね｢どうでもいい…ってか話かけないで｣


えっ…？


なんで？


あなたまでそんな言い方するの？


私｢どうして…｣


あかね｢あきなといると、私までいじめられそうなのよ！｣


あぁ。そういう事か…


つまり、周りに流されたんだ……


私って…なんで見方がいないんだろ……


13話へ続く

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