中原中也ちゃん

帽子が11こ ページ13

朝、目が覚めると

太宰の顔があった

『太宰、』
「ん、中也…

おはよう」
『はよ、』

「動ける？」
『腰痛い、喉痛い、』
「あ〜、つい激しくしちゃって！」
『黙れ太宰』

「ちがーう！何か忘れて無い？」

『お、治！』
「よしよし、いい子♪」
『子供扱いすんな！』

頭を撫でた手を叩いた


『あ、首領への報告』
「私が行くよ」
『行く』
「動けるの……？」

『異能使って体軽くする』
「え！？それ私に触るなって云ってるようなものじゃない！」
『え、云ってるけど』

「え〜
まず、声でばれるよね、中也、声枯れてるし」
『其んときは、其のときだ』
「えぇ、姐さんに怒られたくない……」

『何とか、なんだろ、、、多分
というか、俺の着替え！』

「あ、下着ならあるよ♪
服は、私の昔のが着れるかな？」
『なんで、下着があんだよ……』
「何時も、触ってるし

分からない何て事、あるわけないじゃないか！」
『…。』

無言で拳骨落とした俺は悪くないと思う


取り合えず、シャワーを浴びて
さっき渡された
下着と服を着た

下着がピッタリのサイズでｿﾞｯとした
服は、少し大きいが余り替わりはない

「もう、この時点で怪しまれるよね」
『それもそうだな』

「考えてみたまえ、私達を見たときの姐さんと首領を…」
『面倒だな、

んなことより、シャワー浴びてる時に気付いたがな…
手前ぇ、どんだけあと付けてんだよ！』

「いっぱい」
『…。』

また、殴った俺は悪くない

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あずきいろ

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