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数日後
いつも通りに朝食の準備をし、部屋に持って行くよう頼まれていたひとにも朝食を届ける。
「失礼しました。」
部屋から出るとエルヴィンがいた。
「何か御用でしょうか、エルヴィン。」
エルヴィンはついてきてくれ。と言い団長室へ向かう。
メイド服のままついていく。
ガチャッ
「失礼します。」
堂々と室内に入っていく。
エルヴィンについて行き部屋を見回すとリヴァイも呼ばれていたようで腕を組んで壁にもたれかかっている。
「で、なんのようだ。エルヴィン。」
「今日地下牢に閉じ込めてある巨人の少年と会えるのは知っているな？」
「俺達にもついて来いと、そう言いたいのか？」
「ああ。」
「…俺達って私もでしょうか？」
「ああ。」
「私はどうすればいいのでしょうか。」
「いつも通りで構わない。
外套で顔を隠してもいいが…」
「いえ、このままで行かせていただきます。」
「そりゃあそうだろう。
だって、外套かぶって巨人を殺しに行ったんだ。
次外套かぶって会ったらばれちまうよなぁ？
なあ、A」
「ご存知でしたか。
まあ、そういうわけなのでこのままで。では」
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作者名：なう | 作成日時：2015年8月15日 17時
