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「ここからは説明をこちらの方に頼もう。
頼むよ。」
私は資料を受け取りダリスの隣へ立った。
「それでは。
まず、この事態は異例を極めております。
相反する感情論が壁の中にひしめいています。
ある者は貴方のことを、
破滅に導く悪魔と呼び…
またある者は希望へと導く救世主と呼んでいます。」
ふう、と一息つき続ける。
「やはり、民衆に貴方の存在を隠すことは不可能でした。
貴方の存在をいずれかの形で公表しなければ巨人とは別の脅威が発生するでしょう。
今回決めるのは貴方の動向をどちらの兵団に委ねるか、です。
その兵団次第で貴方の処遇も決定いたします。
憲兵団か、調査兵団か」
「では憲兵団より案を聞かせてくれ」
ダリスと交替し憲兵団を見る。
「憲兵団師団長ナイル・ドークより提案させていただきます。」
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作者名:なう | 作成日時:2015年8月15日 17時