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「その鍵は…」
「ああ…
君の持ち物だ。
後で返すよ。
君の生家、シガンシナ区にあるイェーガー医師の家の地下室。
そこに巨人の謎がある。
そうだね?」
「はい…おそらく…
父がそう言ってました。」
そこでやっとリヴァイが口を開いた。
「お前は記憶喪失で親父は行方知れずか…
随分都合のいい話だな…」
「リヴァイ…彼が嘘をつく理由が無いとの結論に至ったはずだ。」
「まだまだわからないことだらけだが…
君の意思を聞くことだと思う。」
「…!
オレの意思ですか?」
「ここからは君に頼む。」
はあ、と溜息をつき私は説明を始める。
「貴方の生家を調べるためにはシガンシナ区ウォール・マリアの奪還が必要となります。
破壊されたあの扉を塞ぐためには、飛躍的手段…
貴方の『巨人の力』が必要となってきます。
わたし達の命運を左右するのは巨人です。
『超大型巨人』も『鎧の巨人』もおそらくは貴方と同じ原理でしょうね。」
私は一歩下がり壁によりかかった。
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作者名:なう | 作成日時:2015年8月15日 17時