検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:1,327 hit

-9- ページ11

「その鍵は…」


「ああ…

君の持ち物だ。

後で返すよ。

君の生家、シガンシナ区にあるイェーガー医師の家の地下室。

そこに巨人の謎がある。

そうだね?」


「はい…おそらく…

父がそう言ってました。」


そこでやっとリヴァイが口を開いた。


「お前は記憶喪失で親父は行方知れずか…

随分都合のいい話だな…」


「リヴァイ…彼が嘘をつく理由が無いとの結論に至ったはずだ。」


「まだまだわからないことだらけだが…

君の意思を聞くことだと思う。」


「…!

オレの意思ですか?」


「ここからは君に頼む。」


はあ、と溜息をつき私は説明を始める。


「貴方の生家を調べるためにはシガンシナ区ウォール・マリアの奪還が必要となります。

破壊されたあの扉を塞ぐためには、飛躍的手段…

貴方の『巨人の力』が必要となってきます。

わたし達の命運を左右するのは巨人です。

『超大型巨人』も『鎧の巨人』もおそらくは貴方と同じ原理でしょうね。」


私は一歩下がり壁によりかかった。

-10-→←-8-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:進撃の巨人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なう | 作成日時:2015年8月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。